初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。赤ゴジラです。
今回はS12で使用した構築の記事になります。目標の成績を残せた訳ではありませんが今期の振り返りも兼ねて書いたので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
【構築が完成するまで】
元々の対面構築を使っていたが蜻蛉でを受け出したい場面が多かったのサイクル構築を組もうと思ったのが始まり。
スカーフの蜻蛉で相手がダイマや交代をしたか確かめた上で引けるポケモンを用意した。
はダイマエース兼クッションとして
はポリ2 、ウツロイド、ウオノラゴンを意識
はエースバーンやランドロスに安定する枠として
は竜の一貫切りとウーラオス、後は崩し枠として採用
は2枚目の崩し兼サンダーに明確に強い枠。ブリザポスに強い点も評価。
基本的にダイマエース想定のが弱い相手に強いポケモンを並べるように意識した。
【個別紹介】
性格 いじっぱり
特性 ビーストブースト
実数値 146-207(252)-57-×-58(4)-203(252)
技構成 とんぼがえり インファイト トリプルアクセル どくづき
DL対策の余りD振り
世界最速のG
構築の考えるきっかけのポケモン。レジエレキすら抜ける速さ(レジエレキはインファで確定1発)から蜻蛉を撃つことで交代やダイマの有無を確認しながらタイプ一致打点を撃てたり、ダイジェットを積んだ相手でも上から返り討ちにできたりするのが強い。例を上げるとS+1エースバーンやS+2カイリューの上を取れる。
技構成は蜻蛉インファアクセルまでは確定。残りをドヒドに撃てるドリルライナーと悩んだが襷を使ってた時の名残でどくづきを採用。4つ目の技は撃たないのでお好み。
スカーフがあまり警戒されないこともあって強かったがトリプルアクセルが肝心な時に当たらないのでアクセル頼みのプレイングは控えるべし。
②サンダー@オボンのみ
性格 臆病
特性 静電気
実数値 197(252)-×-109(28)-146(4)-132(172)-139(52)
技構成 放電 暴風 ボルトチェンジ 羽休め
HB 陽気ランドロスの岩石封じを2耐え
S 最速ウオノラゴン抜き
余りD 端数 C
暴風習得のおかげで最強になったポケモン。
レヒレやサンダーに受け出したいのでHDに厚くしたがジェット1回でスカーフウオノラゴンを抜けないのが気に入らなかったので臆病にした。一応サンダーミラーでアタッカー以外のサンダーの上は取ってる印象だった。
持ち物はオボン。ちょうど素の火炎ボールでオボンが発動する。
技構成に関して放電、暴風、羽休めは基本。ボルチェンは相手の交代際や後攻で撃つことで耐久がなくて受け出しできないフェローチェを安全に繰り出せるのでこの構築では欠かせなかった。
Cにほぼ努力値を割いていないが、サイクルで疲弊した相手を叩けるのが強勝った。
③ナットレイ@食べ残し
性格 呑気
特性 鉄の棘
実数値 181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22
技構成 ジャイロボール ボディプレス やどりぎの種 ステルスロック
ウオノラゴンを56すシルバーバレット。
最初はウツロイド、ポリ2 、レヒレを意識して入れたのもあってHDだったがウオノラゴンが増え過ぎたのでHBに。ただし守るが無いので鉢巻だと押し切られる。
このポケモンはエースバーンにめちゃくちゃ弱いがサイクルの中でステロを撒いて相手のエースバーンのサイクルの回数を減らすことで弱さをカバーしていた。ボディプレスはジバコやナットが重いので採用したが鉄壁を採用していないので相手の鉄壁型には普通に負ける。
技構成には悩まされるが広い役割を持ってくれて頼りになったポケモンだった。
④カバルドン@アッキのみ
性格 腕白
特性 砂おこし
実数値 215(252)-132-187(252)-×-92-68(4)
技構成 地震 ヘビーボンバー 氷の牙 怠ける
対エースバーン専用兵器。
と言ってもランドロスやミミッキュ、グロスなど多くの物理アタッカーに対して強い。アッキとダイスチルによって物理方面は要塞になれる。
氷の牙はランドロスやガブリアス意識。飛び跳ねてくるエースバーンにも刺さるので正解だった。
こいつにダイマを切って詰める展開も多かったが、エースバーンが選出されないと腐ることも多かったのが少し気になった。
⑤カプ・レヒレ@混乱実
性格 図太い
特性 ミストメイカー
実数値 177(252)-×-154(36)-115-150-133(220)
陽気エースバーンのダストシュート確定耐え
準速80族抜き
えいえい怒った?
怒りで雑に削って後続の圏内に押し込んだり、ウーラオスやウオノラゴンを見たり、クレセリアの積みを阻止するのが仕事。
水技をあまり撃たなかったので受けを嵌めれる渦潮を採用したところよく選出されるドヒドラッキーを逆にカモれるようになった。
HSベースなのは対面を使ってた時によく初手に投げてた時の名残。エラがみを2回できのみを食べるくらいの程よい耐久と最速以外のレヒレの多くに上を取れるのは使い勝手が良かった。
持ち物はオボンも残飯も取られてるのでバンジの実。発動しないことはそこまでなかった気がする。
怒りと渦潮の命中率に目を瞑れば強かった。
⑥バンギラス@こだわり鉢巻
性格 意地っ張り
特性 砂起こし
実数値 205(236)-204(252)-130-×120-84(20)
Sは同族意識
サイクルの破壊者。
サンダー、ウツロイド、アーゴヨンに明確に強いポケモンとして採用。有利対面で鉢巻ストーンエッジを撃つことで多くのサイクルを崩壊させた。
技構成は一致技のエッジと噛み砕くは確定でドヒドやアゴ、ウツロイドに撃つ地震とナットレイへの打点となる炎のパンチ。
このポケモンを選出する際はバンギで有利対面を作ることが求められたが火力が高くて病みつきになるポケモンだった。
【要注意ポケモン】
・テッカグヤ:明確に強いのがサンダーだけなので後投げする際に岩技を食らわないようにする。
・特殊エースバーン:カバじゃ受からない。
・ボーマンダ:物理も特殊も考慮すると安定して受けれない。バンギで頑張る。
・ブリザポス:ダイマックスされるだけでキツい。
・ジバコイル:受け出しできないフェローチェとボディプレスが無理なナットレイ頼み。
・メタグロス:無理、カバとナットを絡めてなんとかする。
【戦績】
・最終順位 447位 レート2003
・ポケモンホームで確認できた最高レート 2062
※ここから1勝して2070代にいたのですが証拠画像が無いので2062の時を載せてます。
【感想】
準伝説を中心に多くのポケモンが解禁されたシーズンでしたがやっぱり数値の暴力って使ってて気持ちいいですね。久しぶりに構築からヌメルゴンを泣く泣く外してしまいましたが、その分様々なポケモンを使えた点は楽しかったです。
戦績の方は目標としていたレート2100や最終2桁順位を逃して悔しいのですが同時に課題も見えた気がするので励んでいきたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!Twitter(@redgoodra)もやっているのでぜひフォローをお願いします。
【余談】
なんとから3桁まで辿り着くも上手く活躍させられないことで泣く泣く相棒のヌメルゴンを構築から外すことを決断した時の心境を述べて終わります。
(終)