【S21使用構築】猛襲バドファイヤースタン【最終262位レート2012】
こんにちは赤ゴジラです。
今回はシーズン21の構築記事になります。禁伝有りダイマ無しとルールも大きく変わったシーズンなので何もかも手探りでしたがレート2000を達成することはできました。
最後まで読んでもらえると嬉しいです!
【構築ができるまで】
①ザシアンとムゲンダイナ
に強く出られる禁伝が使いたかったので黒バドレックス
を採用。相手の黒バドと同族勝負したくなかったのと以前使っていたので慣れているという理由でスカーフを持たせた。
見た目が好きと言うのも一つの理由。
②黒バドレックスがザシアン
を縛るには
のHPを半分削る必要があるので安定して削る手段としてゴツメ枠が必要になる。
ゴツメ枠に求められる性能は3つ。
・ザシアンを3回接触させられるor2回+ワイルドボルトの反動ダメで半分削れる
・黒バドレックスをグラスラで縛ってくるゴリランダー
を受けられる
・悪ラオスを誤魔化せる
この条件を満たせるポケモンとしてファイヤーを採用した。単純に使ってみたかったのもあった。
③バドレックスが苦手なノーマルタイプや悪タイプの受け駒に強く出られる鉢巻水ウーラオス
採用。黒バド
の苦手な相手は水ラオスで勝てると巷で聞いたのと相手の悪ラオスに強くしたいことから連撃の型で採用。
④不利な禁伝や黒バドが縛られる相手のストッパーとして襷マンムー
。ザシアン
、イベルタル
、ムゲンダイナ
等のメジャーな禁止伝説に比較的有利なのも強い。
⑤イベルタルやシャドボがチラつくムゲンダイナ
から黒バドレックスが
引くための枠としてバンギラス
。ステロを撒きたかったので残飯型。
⑥カイオーガやゼルネアス
が辛かったのでゴリランダー
。耐久より相手を縛れる火力を優先したかったので珠を持たせた。
【個別紹介】
①黒バドレックス@こだわりスカーフ
特性 人馬一体
性格 臆病
実数値 175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成 アストラルビット サイコショック わるだくみ トリック
・スカーフトリック後もザシアンを抜きたいので最速
・火力ぶっぱで余りB
ウマ。
ザシアンやムゲンダイナに強い禁伝を使いたかったのと使える禁伝の中で一番好きなので採用した。
特攻種族値170から放たれる威力120のゴースト技が弱い訳がない。アストラルビットを何回通せるかで勝敗が左右すると言っても過言ではない。
持ち物はスカーフ。相手の黒バドと同速勝負をしなくて済んだり壁レジエレキや素早さを上からワンパンできたりするのが強み。その他スカーフ持ちやジオコンを積んだゼルネアスの上から殴れるのも大きかった。
また、誘う黒バド受けにトリックが刺さるのも強み。ポリ2やバルジーナにトリックして動きを固定すれば裏のポケモンを対面させて圧力をかけていける。
技構成はアストラルビットとトリックは確定で残りはサイコショックと悪巧み。ショックはムゲンダイナへの打点が欲しかったのとハピラキ意識。スカーフなのに悪巧みを持つ理由はトリック後に悪巧みを詰めれば相手のサイクルを崩壊させられる。悪巧みサイコショックは輝石の無いHDポリ2を50%の確率で落とせるので少し削りを入れれば確定で落とせる。
欠点は悪タイプであっさり止まること、不意打ち影打ちに弱過ぎること、不意の霊技と悪技であっさり倒されること。ただ、この欠点さえケアできれば禁伝の中で一番の性能だと感じた。
②原種ファイヤー@ゴツゴツメット
特性 炎の体
性格 図太い
実数値 197(252)-108-156(252)-145-106(4)-110
技構成 マジカルフレイム とんぼがえり おにび はねやすめ
ザシアンとゴリランダーに対するクッションとして採用。ファイヤーと言えば厚底ブーツのイメージが強いが個人的にステロダメ無効化よりもザシアンにゴツメを2回触らせる方が強いと思ったのでゴツメを持たせた。ワイボ持ちだとステロが無くても結局巨獣斬+ワイルドボルトを耐えないので実際ゴツメで良かった。
マジカルフレイムと鬼火のおかげで低火力ポケモンなら突破されない。使用感としては鬼火持ちの怪電波サンダーに近いと思われる。
技構成はマジフレ、鬼火、羽休めは確定でラストは蜻蛉帰り。後攻蜻蛉から黒バドに繋ぐ動きがシンプルに強かった。
③連撃ウーラオス@こだわりハチマキ
特性 ふかしのこぶし
性格 陽気
実数値 175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)
技構成 インファイト すいりゅうれんだ れいとうパンチ とんぼがえり
黒バドがノーマルや悪タイプを誘うので逆にこいつで有利対面を作って圧をかけていく。禁伝環境だと悪ラオスの方が刺さってるがそれ故に水ラオスは警戒され辛く、また相手の悪ラオスに強く出られるので水ラオスを採用した。黒バドの苦手な相手に強い点も評価点。
技構成はインファイト、水流連打は確定。ムゲンダイナに撃つ冷凍パンチと誘うウーラオス受けから逃げつつ黒バドを繰り出せる蜻蛉帰り。
フォルムを問わずウーラオスというポケモンは格闘タイプの中でもスペックが頭一つ抜けてると感じた。
④マンムー@きあいのタスキ
特性 どんかん
性格 意地っ張り
実数値 185-200(252)-101(4)-×-80-132(252)
襷枠を採用するなら禁伝に強く出られるポケモンを採用したかった。中でも環境に多いザシアンやムゲンダイナに強い且つ黒バドが苦手なイベルタルに強いポケモンが良かったのでマンムーを採用した。
また、一般ポケモンにも有利な相手が多いのも評価点。ゴリランダーに素早さ種族値は負けてるが多くのゴリラはSに振ってなかったので氷柱針が2発しか当たらなくても礫で縛れる。
特性は鈍感。持ち物が襷なので耐性よりもランドの威嚇が効かない方が重要。
技構成は氷の礫と地震は確定。氷技はムゲンダイナの身代わりを考慮して氷柱針。馬鹿力は黒バド受けのノーマルや悪に刺さると思って入れた。ポリ2もHDなら多少の削りがあれば地震+馬鹿力で倒せる。
礫で縛る動きが強いので襷がなくなっても安易に切らないよう立ち回るのが大事だと感じた。
⑤バンギラス@たべのこし
特性 すなおこし
性格 意地っ張り
実数値 193(140)-204(252)-130-×-120-96(116)
技構成 ロックブラスト じしん かえんほうしゃ(イカサマ) ステルスロック
A ぶっぱ
S 大体のエアームドが抜けるくらい
H 余り
イベルタルに一貫を作られないようにするために採用。イベルに受け出した後引いてくるタイミングでステロを撒けば大きな負荷をかけられる。
技構成はイベルに撃つロックブラストとステロは確定。残りはドヒドやムゲンダイナに撃つ地震とエアームドやハッサムに撃つ放射。放射はあまり撃たなかったので最終日はイカサマを採用した。
調整意図は放射がHBムドーにステロ込みで半分入ることに着目して交代読みで撃った後そのまま抜けるように様にしたと思われる。正直よく分からない。
選出機会は多くなかったがイベルタル入りにはこのポケモンのおかげで勝率が良かった。
⑥ゴリランダー@いのちのたま
特性 グラスメイカー
性格 意地っ張り
実数値 179(28)-194(252)-111(4)-×-92(12)-132(212)
技構成 グラススライダー はたしおとす かわらわり つるぎのまい
珠ダメの効率を意識した調整
一時期使用感1位に成り上がったゴリラ。
当初はナットレイを入れていたがオーガもゼルネも結局受からなかったので上から殴れるゴリランダーを採用した。とにかくグラススライダーの縛り性能が尋常じゃない。
持ち物はゼルネアスへの火力が高い方がいいので珠。
技構成はグラスラは確定。はたき落とすは無難に強く、剣舞は縛れる範囲を広げるために採用。瓦割りはゼルネアスと同居しているオーロンゲやクレッフィの壁展開が面倒くさかったので採用したが相手は脳死で壁を貼ってくるので非常に刺さった。
とりあえず珠グラスラが強かった。
【選出】
対ザシアン @1
→9割くらい、残りは
対ムゲンダイナ @1
明らかな受けループならか
対黒バドレックス @2
黒バドを出す時は相手の黒バドの襷を削ることを意識した。
対イベルタル @1
相性不利な黒バドも割と選出する
対ゼルネアス
壁張りがレジエレキなら黒バドが初手。ロンゲやクレッフィならゴリランダー。壁無いやつは知らん。
カイオーガ @1
オーガは受からないので対面的な選出。
【重いポケモン】
・ゼルネアス 有利対面作られると負け。展開されると負け。ドレインキッスの回復が辛い。
・ミミッキュ 黒バドが縛られるので選出が歪む
・悪ラオス 軸が黒バドって言い訳できないくらい辛い。エッジ持ってると無理。
・ホウオウ 黒バドが殴り負けるしバンギは裏で受けられる。
・その他不意のシャドーボールや悪の波動 黒バドが事故死する。
【戦績】
最終レート2012 最終262位
最高レート205×(2046+1勝)
【反省】
・黒バドが通せないザシアン入りが辛い。
→具体的にはバルジやポリ2入りのザシアン軸。上手くトリックを当てれれば良いができなければ負け。
・悪ラオスが辛すぎる
黒バドレックスを使う以上ある程度重いのは仕方ないがとにかくキツい。岩技なんてあればファイヤーも消し飛ぶ。
・ザシアンの処理ルートが少ない
黒バド自体を通す動きはかなり強かった。しかし上位層との戦いでは黒バドでザシアンを見る動きを取り辛かったがその時に交代読み等の相手依存にならない処理ルートがマンムーでタイマンするしかなかった。
・構築を練る時間が短かった
最終日の5日くらい前に5桁まで溶かしてそこから組んだ構築なので考察仕切れてないし練度は低め。もう少し立ち回りに改善の余地もあったりレート2100を目指すには対応範囲が狭かったりしたことを感じた。
【終わりに】
s21お疲れ様でした!
ダイマ無し禁伝環境というルールを最初に聞いた時は魔境に踏み込んだような感想を抱きました。ただ実際にやってみると不意のダイマックスをケアしなくて済むのが昔の対戦の様で懐かしいながらも新鮮でした。
使用したポケモンの方はヌメルゴンこそ置いてきちゃいましたが禁伝の中で好きな黒バドレックスだったり一度使ってみたかったファイヤーだったりを使ってある程度の結果が出たのは素直に喜びたいです。
来期は今期の結果を踏まえて新たな考察が始まると思うと既に楽しみです。それを踏まえてまた新たな構築を組んでいきたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました!良ければTwitter(@redgoodra)の方もフォローしてみてください。
それではまた今度
【単体考察】8世代適応型チョッキマンムー
こんにちは赤ゴジラです。
今回は僕がS20で使用したチョッキマンムーの個別紹介の記事になります。使用感がかなり良く、ルールが大きく変わるシリーズ10でも調整次第で活躍しそうなので参考にしてもらえると嬉しいです。
(サムネ用)
【紹介の前に】
使用感は冠環境のものを書きますが、考察については冠環境と禁止伝説環境の両方を踏まえたものになっています。
【基本情報】
種族値 110-130-80-70-60-80
特性 あついしぼうorどんかん
性格 意地っ張り
実数値 211(204)-167(12)-105(36)-×-111(244)-102(12)
技構成 氷柱針 地震 氷の礫 地割れ
【調整意図】
H-D
・珠特化サンダーのダイジェット 121〜142(57.3%~67.2%)※
ダイジェットを1回受けた後でダイマックス(以下DM)を切れば高乱数で耐えられるライン。
・無振りサンダーの暴風 55〜66 確定4発
※一回攻撃を受けた後でDMすれば耐えられる。
H-B
陽気珠ランドのダイジェット179〜212(84.8%~100.4%) ※最低乱数(6.2%)以外耐え
A
HB特化サンダーへの氷柱針32〜42
氷柱針6発分で高乱数で落ちる
S
無振り80族抜き抜き
【チョッキを持たせるメリット】
・サイクルに組み込める
環境トップメタのサンダーの電気技が想定される場面で交代読み暴風を恐れることなく後投げができるのは大きな利点である。
・特殊アタッカーとの殴り合いで有利になる
ウツロイドやガラルファイヤーのような上を取られるポケモンでもしっかり攻撃を耐えながら撃ち合いに勝てるようになる。
サブウェポンで弱点を突いてくる相手も怖くない。
【特性】
基本的には鈍感か厚い脂肪の2択
・鈍感:威嚇無効が非常に大きい。この特性のおかげでランドロスやボーマンダ により強く出られる。挑発無効はフルアタなので関係ない。
・厚い脂肪:サブウェポンに炎技や氷技を持つ相手に対して有効。主な役割対象は熱風持ちのサンダーやポリ2の冷凍ビームあたり。
襷マンムーを意識して外しが怖い飛び膝蹴りを撃たずに火炎ボールを撃つのは甘えなので分からせましょう。
正直お好みでいいと思う。今回はサンダーの攻撃を確実に耐えるために厚い脂肪にしていた。
【技構成】
・氷柱針(20×2~5):メインウェポンその①
弾数による不安定さはあるものの身代わり貫通が大きい。特に仮想敵のサンダーに身代わり持ちの個体が存在することから採用したい。氷柱落としなんて知らない。
・地震(100):説明不要のメインウェポンその②
・こおりのつぶて(40):一貫性の高い先制技。ダイジェットを積まれても削っていれば縛れるのが非常に強力。
〜〜〜以下は選択〜〜〜
・地割れ(♾):一撃必殺。耐久力を活かせば受けポケモンには試行回数を稼げる。一度見せると相手のダイマ誘発させられる(特にポリゴン2)。シリーズ10はダイマ禁止なので通りは良くなるかもしれない。
・馬鹿力(120):サブウェポンというよりダイナックル媒体としての側面が強い。地割れと違い攻撃アップによる継続的な崩し性能を得られる。ノーマルタイプへの最大打点でもある。
・岩石封じ(65):素早さ操作技。抜ける相手を増やすというより積みの妨害や後続のサポートの面が強い。シリーズ10でザシアン対策として増えそうなウルガモスに非常に有効。
・フリーズドライ(70):水地面やウオノラゴンに撃つ。基本的に一撃では倒せないが想定外の負荷をかけられる。
・かみつく(60):黒バドレックスピンポイント技。チョッキのおかげで特殊耐久が非常に高いので黒馬相手でも殴り合えるが攻撃にある程度努力値を振らないと確定で落とせない。
かみつくマンムーの起源主張しておきます。
・じならし(60):素早さを下げられるので構築全体で素早さ調整が活きるならありかもしれない。
【使用感】
・対電気タイプ(サンダー、霊獣ボルトロス、レジエレキ等)
サンダーの電気技に合わせて繰り出す際に交代読み暴風を恐れずに交代できるのが偉い。繰り出した後で相手のDMを見てからこちらのDMを切っても間に合うので強気に立ち回れる。
サンダーの珠ジェットが3分の2ほど入るがその後でDMすることで2発目を耐えつつ返しのダイアイス+珠ダメ+霰ダメで致命傷を負わせられる。とんボルチェンと組み合わせれば倒せる。
耐久型の場合、無振り暴風は3発耐えるのでとりあえず有利。なお混乱は考慮しないものとする。
・対ウツロイド
+1ダイソウゲンを余裕を持って耐えられるので襷型と違ってステロに怯える必要がないのは大きい。
・ダイマックス適性が高い
命の珠ほどの突破力はないものの相手のDMをこちらがDMを切って止める性能は非常に高い。ダイアースの特防アップとチョッキの相性が良いのも評価点
・耐久力が高い
全人類耐久無振りマンムーに慣れてるのでとにかく硬い。有効打が不一致弱点くらいから特殊アタッカーと殴り合える。この硬さが受けポケモンに地割れの試行回数を稼げる要因となっている。
・確実な行動保障がない
襷じゃないので当然だが本来は弱点を突いて倒せる物理の高火力ポケモンに弱くなっている。襷なら勝てるゴリランダーやドリュウズ、ヒヒダルマなどは特に気になる。
・火力は控えめ
氷と地面の技範囲が広く弱点を付けるが等倍で高耐久ポケモンをゴリ押せるほどの火力はない上に積み技はダイナックルのみ。崩しを重視するなら命の珠や鉢巻を持たせた方が良い。地割れ頼みはプレミの原因。
【主な役割対象】
(地割れがあれば勝てる)
【終わりに】
チョッキ型のマンムーは7世代までは一定数いましたが今世代ではあまり見かけないポケモンでした。しかし環境トップメタのサンダーに安定する型としてもっと評価されても良いポケモンで実際に使ってみても対サンダー性能は非常に高いと感じました。
シリーズ10でもDM無しにより珠ダイジェットで大きく削られることが無くなることやレジエレキが一定数存在することから活躍の場は多いと思うのでぜひ一度使ってみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
質問等ありましたら赤ゴジラのTwitter(@red goodra)まで気軽に相談してください。
【S20使用構築】真冬のサンダーラオス【最終373位】
どうも〜赤ゴジラです。
今回はS20の構築記事になります。結果が良い訳じゃありませんが並びが気に入ったのでメモ程度に書きました。最後まで読んで頂けると嬉しいです。
構築名の『真冬』は厚い脂肪チョッキマンムーとジョウトジムリーダーのヤナギ(進化前のイノムーが切り札)が『冬のヤナギ』の別名から連想して付けました。
ちなみに今は真夏です。
筆者はきっと暑さで頭がおかしくなってますね。
(構成ができるまで)
・サンダー+ウーラオスの並びがシンプルに強いのでミラーに強い型で採用。同時に採用されていることが多いランドロスをサンダー諸共見られて以前から使いたかったチョッキマンムーと組ませた。
・重いラグラージ展開を起点にしつつ初手ダイマをいなせるニンフィア。
・相棒のヌメルゴンはテッカグヤへの受け出しを意識した型としてチョッキ型にしたかったが持ち物が被ったのでタラプの実で代用した。
【個別紹介】
※ゲーム画面の並び順で紹介します
・ヌメルゴン@タラプの実
特性 草食
性格 控えめ
実数値191(204)-×90-178(252)-170-107(52)
技構成 波乗り 火炎放射 10万ボルト アシッドボム
素早さ 無振りロトム抜き
相棒にしていきなり謎のポケモン。
この構築で非常に重い珠カグヤをサンダーのボルトチェンジからヌメルゴンに引くことを想定した。タラプを持たせることで珠カグヤの攻撃を2回耐えることができる。
技構成はカグヤレヒレに打点が持てる10万、草や鋼に撃つ放射、崩しのアシボ、ドランランドウツロドサイ辺りに撃てる波乗り。
汎用性を崩さずに特定のメタを貼れるのは強かったが選出率は最下位。
サンダー@命の珠
特性 静電気
性格 臆病
実数値 165-×-106(4)-177(252)-110-167(252)
技構成 ボルチェン 暴風 怪電波 羽休め
攻めも受けもこなせる欲張りサンダー
サンダーラオスの上からボルトチェンジ撃てるのが強い。当初はスカーフで使っていたがタイプ相性を知らないレヒレやドヒドイデが突っ張ってくるのが嫌だったのと羽休めが欲しかったので珠にした。雑に初手ダイマックスしても強かった。
素早さはウーラオスとサンダーを抜けるように最速。怪電波はポリゴン2を誤魔化すために入れた。耐久無振りでもポリ2程度の火力なら詰ませられる。
マンムー@突撃チョッキ
特性 厚い脂肪
性格 意地っ張り
実数値 211(204)-167(12)-105(36)-×-111(244)-102(12)
技構成 氷柱針 地震 氷の礫 地割れ
珠特化サンダーのダイジェット(57.3%~67.2%)
陽気珠ランドのダイジェット(84.8%~100.4%)で最低乱数(6.2%)以外耐え
HBサンダーを氷柱張6発で高乱数
S無振り80族抜き抜き
本構築のMVP。
タイプ相性で有利なのにダイジェットでゴリ押されるのが納得いかないのでチョッキ型で採用。相手のダイマを見てからダイマしても間に合うほどの耐久力を誇る。
火力がサンダーを落とし切れるか怪しいところがあるがこちらのサンダーのボルチェンから繋げば大体倒せる。
他にもウツロイドやヒードラン、ガラルファイヤー等の特殊アタッカー全般と殴り合えるのが強み。
技構成は氷柱針、地震、礫は確定。ラストはポリ2対面である程度居座れることからワンチャン掴みにいける地割れにした。
特性は鈍感と迷ったけどダイバーンが嫌なので厚い脂肪にした。正直お好みで良いと思う。
とにかく強かった。このポケモンについては単体考察の記事を書きたいくらい強かった。
単体考察記事
(近日公開予定)
(8月3日追記 記事を書いたので貼りました)
特性 ふかしのこぶし
性格 陽気
実数値 175-182(252)-121(4)-×-80-163(252)
技構成 インファイト 水流連打 雷パンチ 冷凍パンチ
最強ポケモンその2
サンダーの相方といえばこいつ。サンダーラオスは鉢巻が多いイメージだが今回はウツロイドやエースバーンの上を取りたかったのとウーラオスミラー意識でスカーフ型にした。
特に語ることはないくらい強かった。
ニンフィア@たべのこし
特性 フェアリースキン
性格 図太い
実数値 201(244)-×-128(252)-130-150-82(12)
技構成 ハイパーボイス 欠伸 瞑想 身代わり
ヌメルゴンに次ぐ構築のアイドル要員。
ラグラージ展開を止める手段がなかったので採用。クイックターンを身代わりが耐えられるので起点にできる。欠伸でダイマを枯らしたり身代わり瞑想がハピナマコ等にTOD仕掛けたりできて強かった。
ただし、HP管理やダイマを切るタイミングが難しくもう少し練度が必要だったポケモンでもあった。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
特性 さいせいりょく
性格 図太い
実数値 157(252)-×-224(252)-73-163(4)-55
技構成 熱湯 ヘドロ爆弾 トーチカ 自己再生
エースバーンを受けられてレヒレ、ミミッキュ、ウオノラゴン等に役割を持てるポケモン。
技構成は熱湯とHP管理用の自己再生は確定。個人的に毒技のないレヒレを使うとハゲそうになるのでヘドロ爆弾とダイマ枯らしのトーチカ。ヘド爆があるので一般的なドヒドよりダイマ適性はある。
ニンフィア同様プレイングに左右されやすいポケモンなので信用しない程度に使うのが一番。
【選出】
その他無理そうな時は適宜入れ替えた。ニンフィアやドヒドイデは対面ぽい相手に投げることが多かった。
ヌメルゴンはサンダーが過労死しそうなカグヤ入り、ナット入りのカバウツロやカグヤ、ゴリラドラン、水ロトムピクシーいたら投げてた。
【キツいポケモン】
・ゴリランダー
・カプテテフ
・ロトム
【戦績】
最終373位
【後語り】
冠環境最後のシーズンでヌメルゴン入りで構築が気に入ってただけにレート2000や最終2桁行けなかったのが悔しいです。息を吸うように初歩的なミスをする癖が治りません…
来期は伝説環境でダイマ無しという魔境になりますかほどほどにやりたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!Twitterの方もぜひフォローお願いします。
【おまけ】
8/1の9:00までの最終日の中で一番盛り上がったのは0:00からマギレコを見ていた時です。ポケモンじゃないかいってツッコミや最終日の深夜は1番の佳境ってツッコミは受け付けません!
いやもうとんでもないです!まだ見てない人のためにネタバレはしませんがとにかく見ましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
【第3回はいどらふとあれこれ】
こんにちは!赤ゴジラです。
今回ははいどらさんが主催のドラフト大会の記事になります。なんやかんやで3回目ですね。
という訳で今回もやる気だして後語りみたいなものを書きました。
(サムネ用)
【ドラフトまで】
今回もはいどらさんからお誘いのDMが来たので快諾。
そんな訳で参加することになって参加者一覧を見ました。
いやいやいや、豪華過ぎるでしょ。
魔境に放り込まれたような気分。
↓参加者一覧が載ってる主催のブログ
https://highdr141.hatenablog.com/entry/2021/04/25/042933
そんな訳でドラフトが始まる。今回は主将じゃないので指を咥えて眺めてました。
僕は2巡目に指名を受け、べすらいむさんのCチームとりんさんのDチームで重複。
前回大会でクジ引きしたいって理由で指名したべすさんに指名されて自身が抽選になるのは何か運命を感じましたね。
抽選の結果、僕を引き当てたのはりんさん。
という訳でDチーム。りんさん、hiyokoさん、ざっちさん、赤ゴジラに。
作戦会議の結果僕は竜王戦ルールを担当に。とりあえず3つ構築を用意してノリと雰囲気と相手で使う構築決めました。
①黒バドレックス軸
直近のシーズンで使ってたやつを少し変更。受け使いそうな人が割といたのでウーラオスを鉢巻にして襷枠にヒヒダルマを採用。hiyokoさんと同じチームだからなんとなく入れてみたかったのはある。
②日食ネクロズマ軸
お馴染み(?)の展開偽装。初手ダイマカイリューが強いことを知って採用したので並びだけは一丁前に展開構築。
ザシアン軸
僕があまり使ってるイメージ無さそうな軸を用意したかったけど考えるの面倒くさかったので人の構築をパクっt…参考にした。技が少し違う。
http://hawawa-chandelure.hatenablog.com/entry/2021/04/01/113237
【予選】
1戦目 対Bチーム えがかさん
えがかさんはムゲンダイナ軸。これだけ聞くと有利そうだがガオガエン入り。ガエン重くて頭抱えてたらムゲンダイナ+ガオガエンでサイクル回されて負け。
2戦目 対Aチーム 諏訪子さん
ガオガエンがトラウマでマリルリをアシレーヌに変更するもゼルネアス軸がやってくる。案の定ゼルネに詰められて負け。
3戦目 対Cチーム 西中つきひさん
黒馬軸じゃない構築を使いたかったので日食ネクロ軸を使用。対してつきひさんはホウオウ軸。フェローチェ以外にぶっ刺さっていたカイリューを通して初勝利。
・予選は1-2。
【順位決定戦】
4戦目 Bチーム えがかさん
1戦目から変更して日食ネクロ軸を持っていったらレシラム軸が襲来。誰もレシラム止めれなくて負け。欠伸最速起きしないのにワンチャン懸けたけど最速起きでオワオワリ。
5戦目 Bチーム ドロシーさん
ザシアン軸を一回も使ってなかったので使った。最速ラプラスが相手の日食ネクロズマの上から壁を張ってダイロック受けて弱保発動という流れで勝利。
・個人結果2-3
うーん、この微妙な結果よ
【エキシビション】
マルチバトルしたりトリプルバトルしたり。
マルチでわちゃわちゃするの楽しいし普段あまり使わないポケモンでヒャッハーできるの最高!
あと人生初のトリプルバトルやりました。メガシンカしたり画面にポケモンが6匹いて感動したり未知のコンボでボコボコにされたり都市伝説程度の認識だったレベル調整を目撃したり…懐かしながらも新鮮な気分でした。
【まとめ】
お疲れ様でした!
ドラフト大会何回やっても楽しいです。ただ個人の戦績という面では上手く勝ち切れずに不完全燃焼って感じです。ともあれ常連のメンバーも今回が初めて絡んだというメンバーもとにかく色んな人とポケモンで遊べるって本当に素晴らしいですね!
主催のはいどらさん、誘ってくれてありがとう!運営お疲れ様です!
Dチームの皆さん、一緒に戦ってくれありがとうございます!またチーム組むことあったら今度は優勝しましょう!
対戦相手、大会参加者の方々、同じ大会で会えて楽しかったです!
最後に改めて皆さんありがとうございました🙇♂️
それではまた!
↓こちらより他の参加者のブログ一覧が見れます
https://highdr141.hatenablog.com/entry/2021/05/22/012252
ところで、第1回4位 第2回3位、そして今回4位…自分もしかして呪いの装備ですか?
【S17使用構築】神速ジャパリパーク 【最終171位レート1964】
こんにちは赤ゴジラです。
今回はS17の記事です。来期からレギュレーションが変わるのでいつもより簡潔に書きましたが読んでくれると嬉しいです。
(サムネ用)
構築名は、速いバドレックスと動物園っぽい感じを出そうとした結果生まれました。
【構築を組んだ経緯】
⑴の見た目が好きなので軸にする。最初は眼鏡で使ってたがスカーフの方が切り返し性能が高かったのでスカーフに。
⑶バンギラスやウーラオス、イベルタル等の悪タイプ相手にダイマックスさせる
⑷黒バドレックスミラー対策かつ、黒馬が辛い相手を対面で処理できる襷
⑸サンダーのボルチェン展開の一環を防ぎたくて地面枠でダイジェットに耐性があり、ザシアンにも強くて受けも崩せるイバン剣舞
⑹禁伝対決で有利でも悪ダイプやポリ2入りのサイクルで黒馬が止まるのが嫌だったのでこれらを誘って返り討ちにできる珠
【個別紹介】
①黒バドレックス@こだわりスカーフ
特性 人馬一体
性格 臆病
実数値 175-×-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成 アストラルビット サイコショック リーフストーム トリック
スカーフを持ってるのでダイジェットを積んだ相手を上から縛れる。先にダイジェットしてきた相手にダイマックスを切り、ダイウォール→攻撃→ダイウォールで相手のダイマを枯らしつつ切り返せるのが強かった。最速なのでランドロスが2回ジェットを積んでも抜ける。黒馬ミラーでも負けない。
ただし使ってみてとにかく対策されてるのとバンギや悪ラオス等で簡単に止まった印象なので脳死で選出して強いポケモンではないと感じた。
とはいえ、軸としても展開された後の切り返しにも使えて頼もしかった。
②サンダー@ゴツゴツメット
特性 静電気
性格 図太い
実数値 191(204)-×-148(236)-145-110-129(68)
技構成 ボルトチェンジ 暴風 熱風 羽休め
禁伝環境でも最強の雷鳥
ザシアンをアストラルビット圏内に削ったり悪ラオスに受け出してゴツメで襷を潰すのが仕事。
調整は以前使ってた個体をそのまま持って来ただけなので深い意図はなかった。が、サンダーミラーで先攻ボルチェンからドサイドンに繋いだり最速バンギの上取ってたりダイジェットでエスバ抜けてたりと活きたような気もする。
暴風混乱や静電気といった運の上振れの影響が大きいが何より素暴風の命中率に左右されるポケモンだった。
③マリルリ@突撃チョッキ
特性 力持ち
性格 意地っ張り
実数値 205(236)-112(252)-101(4)-×102(12)-71(4)
うさぎ
カイオーガ軸やイベルタル軸への切り札。頭が悪いのでこれらへの構築相手には初手ダイマックスしていた。サンダーを受け出されても雨が降ってればどうにかなる。
また、この構築でほぼ無理なゼルネアス相手にも対面ならダイマの撃ち合いでワンチャン勝てる。
数値以上に頼りになった。
④ドサイドン@イバンのみ
特性 ハードロック
性格 意地っ張り
実数値 218(220)-203(196)-153(20)-×-75-69(68)
技構成 ロックブラスト 地震 堪える 剣の舞
HB 陽気ザシアンの+1きょじゅうざん確定耐え
S 4振りカバルドン抜き
タイプ相性を知らないサイ
ザシアンのきょじゅうざん耐えるのはバグ。
地面タイプの中でもダイジェット半減なことで対サンダー性能が飛び抜けていた。剣の舞を採用することでサイクルを崩すこともできる。
特性 ふかしのこぶし
性格 陽気
実数値 176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
技構成 暗黒強打 インファイト 挑発 不意打ち
武道熊師
全てのサンダーがゴツメを持っていることを加味しても強かった。出せばとりあえず一体は倒せる対面性能の鬼。挑発はサンダーを削った状態で黒馬に繋いだりステロを防いだりドヒドの回復連打を止めたりするのに役立った。
黒馬ミラーや日食ネクロ入りには特に重宝した。
⑥カイリュー@いのちのたま
特性 マルチスケイル
性格 意地っ張り
実数値 167(252)-204(252)-115-×-120-132(252)
技構成 逆鱗 ダブルウィング 馬鹿力 雷パンチ
受け構築(特にホウオウ入り)に強くてかつカイオーガやイベルタルに強い黒馬やマリルリとは別のエースポケモン。基本的に初手ダイマ専用ポケモン。ダイジェットやダイナックルで積んでサイクルを崩壊させた結果こいつで3タテした試合も多かった。
特性マルスケの理由はカイオーガの氷技を耐えるため。こっちが上を取ると意味はないです。
黒馬を止めるバンギやポリ2入りのサイクルに刺していけたのがgood
【主な選出】
対ザシアン
か
対イベルタル
か
対黒バドレックス @2
対ムゲンダイナ @1
対日食ネクロズマ @2
対ホウオウ @2
【辛いポケモン】
・ゼルネアス ジオコン積まれると詰み
・メタモン いるだけで黒バドの動きが制限される
・鉢巻ウーラオス 一撃でも連撃でも辛い
・珠エースバーン 交代読みされたら負けに直結する
主なやつだけです。
【戦績】
最終171位 レート1964
【振り返り】
お疲れ様でした。
今回は使える禁伝の中で一番見た目が好きな黒バドレックスを使ってみました。何よりアストラルビットを撃つのがカッコいい。
ただし、黒バドレックス使ってるのに悪ラオスやミミッキュの対策が甘かったのは反省。最終2桁やレート2000まで届かなかった一番の原因はコレだと思う。
という訳で今度は良い結果が出せるように仕事と戦いながらポケモンやっていきたいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました!
それではまたどこかでお会いしましょう。
【S15最終85位レート2067】展開偽装ネクロビート【ポケモン剣盾シングル】
アローラ!赤ゴジラです。
今回はシーズン15の構築記事になります。禁止伝説ありのルールを本格的に取り組んだのは初めてでしたがそれなりの構築を組めたのでこの記事を最後まで読んでくれると嬉しいです。
(レンタルパーティ公開しておくので良ければ使ってみてください)
【構築のコンセプト】
・後続から積むイメージの強い日食ネクロズマを初動からフルパワーで動かして奇襲を仕掛ける
・自分が扱うのに慣れているダイマックス枠+行動保障2体による対面構築
・対面性能の高いポケモンで数的優位を取り、相手の切り返しは行動保障やダイマックスで阻止する
【構築完成の経緯】
①禁伝同士の相性で有利な相手が多く、ムゲンダイナとザシアン
に強い日食ネクロズマ
を軸にする。
最初は積み構築で使っていたが積む場面を作るのに数的不利を取る割に全抜きできずに止められる場面が多かったので積まずに初手ダイマックスしても殴れるようにした。
②対面構築に欠かせない襷枠で、日食ネクロズマが辛い悪ウーラオス
に強く汎用性があるポケモンとしてエースバーン
を採用。
③相手のダイマックスを切り返す枠としてミミッキュを採用。身代わりによるダイマ枯らしと先発の撃ち漏らしを片付けられる影打ちを採用したかったのでチイラ型になった。
④ミミッキュの化けの皮を貫通するポケモン(特に日食ネクロズマ
、ゼクロム、等)を切り返せる枠としてイバンラグラージ
を採用。
⑤残り2枠はが刺さらない時にダイマを切る枠
・日食ネクロズマが不利な禁止伝説であるイベルタル
、黒バドレックス
、カイオーガ
、ホウオウ
に強いポケモン
・地面の一貫を切れること
・日食ネクロズマのストッパーとして優秀な悪ウーラオス
に弱くないこと
1枠はカイオーガ、ホウオウ
、イベルタル
に弱くなくて地面の一貫を切れるサンダー
を採用。
もう1枠は、イベルタルへの対策を厚くしつつ黒バドレックス
に強く、ラグラージ
と合わせて展開構築を偽装できるチョッキオーロンゲ
を最後に採用した。
※最初から偽装構築を組んだ訳でなく日食ネクロズマの取り巻きを揃えたら結果的に展開構築を偽装した並びになった。
【個別紹介】
採用した順番で紹介します。
①日食ネクロズマ@命の珠
特性 プリズムアーマー
性格 勇敢
実数値 199(212)-229(252)-148(4)-133-134(36)-88(4)
H 珠ダメ考慮の10n-1
A 特化
S 同族意識
余りD 端数B
この構築の禁伝枠であり軸。
後続からの積みが警戒されるので逆に初手からダイマックスして殴れば強そうという安直な発想だったが実際にとても強かった。
受け出されるHBテッカグヤもダイサイコ(スチル)+ダイバーンで乱数で落ちたり、H振りだけのサンダー
がダイサイコで落ちるくらいには火力が出ます。
技構成はフルアタ。ダイサイコの火力が欲しいのと積み技が無いのでフォトンゲイザー
ではなくサイコファング。地震はミラー意識。後続は行動保証で切り返すので弱点保険ケアより削り優先の動きも多かった。
広範囲と高火力を兼ね備えていてさらにダイサイコの追加効果で火力を上げたりダイスチルやダイアースで耐久も上がったりでeasy winも拾えたので構築の軸として優秀だった。
②エースバーン@気合の襷
特性:リベロ
性格:陽気
実数値:155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
技構成:かえんボール とびひざげり ダストシュート ふいうち
※キョダイマックス個体
日食ネクロズマを止めに来る悪ウーラオス
や禁伝トップメタのザシアン
(耐久振り石化型を除く)に勝てる襷枠。
火炎ボールはザシアンやカグヤ
等の鋼、飛び膝蹴りはバンギラス
やラプラス
、ダストシュートはレヒレ
やゼルネアス
意識。そして先制技の不意打ち。
禁伝環境でも相変わらず強かった。
③ミミッキュ@チイラの実
特性 化けの皮
性格 陽気
実数値 132(12)-141(244)-100-×-125-162(252)
技構成 じゃれつく 影うち 呪い 身代わり
H 身代わり3回or身代わり+呪いでチイラ発動の4n
お馴染みのストッパー枠
今回は剣舞しても力負けしそうだったのでダイマ枯らしを主な役割とさせた。ダイマ枯らしの身代わり、居座る相手を流す呪い、前のポケモンが削り切れなかった分を処理する影うちが欲しかったのでチイラ型になった。̟+1じゃれつくでイベルタルを珠ダメ込みで倒せるのは偉いと思う(無振りイベルタルへのダメージが92.5%~110.4%)
化けの皮貫通と素早さ関係の管理には注意
④ラグラージ@イバンの実
特性 激流
性格 意地っ張り
実数値 207(252)-178(252)-110-×-111(4)-80
プリンさんの考案したラグラージを使わせて頂きました。
参考元の構築とラグを使ってたアーカイブがあるYouTubeチャンネルを貼っておきます。
頭にビート板が刺さってるみたいらしい。
HPが満タンなら持ち前の数値で色々な攻撃耐えるし削れてても堪える+イバン欠伸で相手のダイマを枯らせられる。ザシアンに対面から勝てるのは本当に偉い。
ステロ欠伸型の警戒が強いせいかアタッカー気質なのが読まれにくかった。特に、
・ザシアンやムゲンダイナ
が身代わりを撃ってくる
・ランドロスやホウオウ
等の耐久が高い水弱点を投げられる
ことが多々あった。
特性の激流もシンプルに高耐久やイバンの実と相性がよくてgood。
この構築のMVPはこのポケモン。
⑤サンダー@磁石
特性 静電気
性格 臆病
実数値 165-99-105-157(92)-131(164)-167(252)
技構成 ライジングボルト 暴風 熱風 電磁波(鋼の翼)
D カイオーガの雨特化珠ダイストリームをダイマックスして確定耐え
所説枠
カイオーガやホウオウ
入りに選出するがバンギラス
やラッキー
が取り巻きにいるだけで通し辛かったりホウオウ
がダイサンダーを平気で耐えてくるので対策としては微妙だったと思う。
選出率も最下位。
ただ選出画面での圧力を考えるとサンダーが最も適任だった。
⑥オーロンゲ@突撃チョッキ
特性 わるいてぐせ
性格 意地っ張り
実数値 201(244)-189(252)-85-×-95-82(12)
技構成 DDラリアット ソウルクラッシュ パワーウィップ 冷凍パンチ(不意打ち)
※キョダイマックス個体
自慢の地雷枠
イベルタルと黒バドレックス
を殴り合えるポケモンを探していたところ
⑴悪技、ゴースト技、エスパー技に耐性があり弱点を付ける
⑵特殊耐久がある程度ある
⑶ダイマを警戒されない
⑷壁展開を偽装できそう
⑸悪ウーラオスを初手に呼ばなくなる
という5つの点からこのポケモンを採用した。特に⑸は、日食ネクロズマを初手から通す際に大いに役立った。
技構成は一致技のDDラリアットとソウルクラッシュ、取り巻きのヌオーやラグラージ
、レヒレ
に刺さるパワーウィップは確定。残りは同じく取り巻きで多かったランドロス
に刺さる冷凍パンチだったが、先制技の不意打ちを入れていた事もあった。
キョダイマックス個体にしていることで身代わりでダイマックスを枯らしてくる相手にも欠伸状態のリスクを背負わせられる点も良い。
特性がわるいてぐせである理由はお見通しだと登場時にバレ、悪戯心はトレースされた時に面倒くさいという消去法。
選出機会は多くなかったが出した時には仕事してくれた。どうしてA120もあるのに誰もこのポケモンをアタッカーとして使わないのだろうか?
【選出パターン】
※左にいるポケモンから出すわけではないです。
⑴基本選出
日食ネクロズマ+エースバーン、ミミッキュ、ラグラージ
から2体
⑵イベルタル軸
オーロンゲ+ミミッキュ
+@1
⑶黒バドレックス軸
+サンダー以外から2体
⑷ホウオウ軸
+
+@1
【辛いポケモン】
・ホウオウ、カイオーガ
サンダーも結局相手の取り巻きで止まりやすい
・物理イベルタル
ダイスチルが抜群&B上昇でオーロンゲが泣きます
・霊獣ランドロス
威嚇持ちは大体辛い。
一撃で落とす手段が無いので何かしら仕事される。
・ドラパルト
鬼火絡めてくる型は無理。他の方も何かしらされる。
・鬼火持ち
ベンチウォーマーのサンダー以外物理型なのでやばい
【戦績】
最終順位85位 レート2067
【終わりに】
S15お疲れ様でした。
今期は竜王戦や禁止伝説の知識がほとんどない状態からスタートしました。最終日3日前位から1000位〜2000位を彷徨ってましたが、構築の軸に関しては手応えがあったのでそれを信じた結果初めての最終2桁を達成できたのでとても嬉しかったです。
4月から社会人なので今までので様には潜れないかもしれませんが、これからもポケモンを頑張りたいです。
ここまで読んでくれた皆さん、対戦相手の皆さんありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう。それでは!
【おまけ】
上記のリンクからラグラージを参考にさせて頂いたプリンさんのチャンネルを登録しましょう。
本当にありがとうございました🙇♂️
【ポケモン剣盾】物理で殴るヌメルゴンの対面構築【S14最高207× 最終1983(305位)】
こんにちは赤ゴジラです!
今回はランクバトルシーズン14の構築記事になります。自慢のヌメルゴンが入っているので最後まで読んでもらえると嬉しいです。
【追記】
(2/1 16:00)
・個別紹介でランドロスのストーンエッジの部分がばかぢからになってたので修正しました。
・誤っていたトレーナーカードを正しい順位のものに差し替えました
・その他誤字脱字が多数あったので修正しました
【構築を組んだ経緯】
シリーズ7環境のはサイクルのパーツとして組むよりダイマックスさせた方が強いと感じたため
の初手ダイマックスを軸にしてスタート。
初手ダイマの後続としてストッパー性能の高い襷とアッキ
。
が出し辛い、ミミッキュ、ドラパルト、ブリザポス、ガブリアス辺りに強いダイマエースとして特性ダウンロードの
。
第3のダイマエースとして、ダイジェットが撃ててエースバーンやサンダーに弱くない(ように見える)。
相手のウーラオスやエースバーンなどの高威力の格闘打点を持つポケモンがや
の初手ダイマの障害となったのでタイプ上有利でスイーパーのスカーフ
。
だとレヒレに弱過ぎたのとテッカグヤが重かったことからダストシュートを採用した
に変更して完成。
【個別紹介】
①ヌメルゴン@命の珠
特性:草食
性格:意地っ張り
実数値:165-167(252)-91(4)-×-170-132(252)
技構成:逆鱗 馬鹿力 パワーウィップ 雷パンチ
相棒にして最大の地雷枠
物理型の理由はパワーウィップの火力が欲しかったのと特殊と思って受けにくる怪電波サンダーを分からせるのとポリ2を突破するため。副産物として今期割といたハピナマコに弱くはない点があった。
草技でラグラージやカプレヒレを、ダイナックルでポリゴン2やバンギラスに強く出られる。残り2つの技はタイプ一致技でありサンダーへ打点になる逆鱗とドヒドカグヤあたりに撃つ雷パンチ。カグヤ意識なので炎のパンチもありかもしれない。
努力値に関して、火力は珠を持っても足りてるとは言い難いので特化。すばやさは耐久振りのレヒレやサンダー、準速ウオノラゴンあたりを上から殴りたいのでこちらも準速である。
ダイドラグーンの火力が想像の3倍くらいあって意外とゴリ押しができた。
ちなみにこの型が誕生した経緯を書こうとしたら長くなったのでおまけに載せときます。
②エースバーン@きあいのタスキ
特性:リベロ
性格:陽気
実数値:155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
技構成:かえんボール とびひざげり ダストシュート ふいうち
先制技持ちに襷を持たせたら強い。それで全ての技がタイプ一致なんだから強い。ストッパーとしての性能だけならウーラオスの方が好きだが、レヒレやカグヤといった明確な役割対象、カミツルギより速いすばやさ、選出画面でダイマックスを匂わせられる点が優秀だと感じた。
ちなみにカウンターは読まれなかったら最強なのに採用した瞬間に何故か読まれるので入れません。
③ミミッキュ@アッキのみ
特性:ばけのかわ
性格:アッキのみ
実数値:149(148)-141-(148)-114(108)-×-126(4)-129(100)
陽気ミミッキュの珠ゴーストダイブをアッキ発動込みで最低乱数以外耐え(6.3%)
準速パッチラゴン抜き抜き
過労死枠。ほぼ選出してた。
初手ダイマが刺さりそうにない時はこいつでダイマックスを切ることも多い。化けの皮+ダイウォールで相手のダイマを2ターン稼げるのはつよい。
アッキミミッキュのミラーが多発するのでミラー意識も兼ねて結構すばやさに努力値を振った。ミラーで負けたのは片手で数えられる程度なので調整は活きたと思う。
特性:ダウンロード
性格:冷静
実数値:191(244)-100-110-172(252)-116(12)-72
技構成:はかいこうせん れいとうビーム 10まんボルト アイアンテール
基本的に初手に出して荒らしてもらう。
自己再生を切ってるがサイクルを回す気が全然無いのとダイスチルで要塞化した後に耐えて相手のダイマターンを枯らせたのが便利だった。
多くのポケモンに刺さるがポリ2やクレセみたいな数値受けや、かいでんぱサンダーであっさり止まるのでダイマを切らないこともあった。
⑤:霊獣ランドロス@ラムのみ
特性:威嚇
性格:陽気
実数値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
ダイマエースとして採用したが選出率はダントツで低い。受けループ以外にはあまり選出していない。
使ってて耐久が思ったより低く感じたので耐久振りにしたらもう少し活躍したかもしれない。
特性:ミストメイカー
性格:おくびょう
実数値:145-×-136(4)-147(252)-150-150(252)
ウーラオスやエースバーンへの選出圧力になればと思って入れたが、スイーパーや崩しだけでなく、ダイストリームで火力を上げられることからダイマ適性も意外とあるように感じたので普通に選出してた。
【基本選出】
・エースバーン+ミミッキュ+@1
基本の選出、初手ダイマが刺さらない時はエースバーンやレヒレで荒らしてから切る。
受け構築相手に多かった選出。
もちろんこの選出以外もします。
【重いポケモン】
・壁貼ってくるやつら(ラプラス、オーロンゲ、レジエレキ、アローラキュウコン、ドラパルト)
生憎ですが止める手段がありません。特に壁張りかどうか見分けが付かないドラパルトは反則。
・バトン構築
止める手段が(ry)
・DL調整カバ
ポリ2でワンパンできない
【戦績】
最終1983
最高207×
(最高は画像から1勝)
【後語り】
ヌメルゴンを冠環境という逆風の中で活躍させたいと思って組んだ構築でレート2000を達成できたのは素直に嬉しいです。ただし、毎度の如くレート2100への挑戦は失敗。この辺は毎回同じことの繰り返しですかね…
来期からはまたレギュレーションが変わるのでまたゼロからのスタートですね。
最後になりましたが、対戦相手の皆様、ありがとうございました!
【おまけ】
なぜ今回物理ヌメルゴンというアイデアに行き着いたのか。それは他のドラゴンタイプと差別化できる点を考えたからである。
環境に多いドラゴンタイプというと誰がいるだろうか。PokemonHOMEの使用率ランキング(シーズン14)を見るとこの通りである。
(8位)
(11位)
(14位)
(24位)
(28位)
(31位)
(35位)
(56位)
(64位)
(ちなみには85位)
どれも相手にして厄介なポケモン達である。特にと
は技範囲が広く両刀が可能でサイクル適性があるということで
と似た性質を持っていた。これらのポケモンと比べた際の利点は以下の点を併せ持つことである。
⑴草技をダイマ無しでも使える
⑵や
に撃てる格闘技がある
⑶特性草食で草技がを無効化
⑴.⑵について、上記の面子で草技を使えるのはと
だけ。中でも
は草技がソーラービームのみなので撃つならダイマックス前提である。そしてこの3体は格闘技は覚えないので草、格闘の範囲を持てない。
それに対して、はパワーウィップという草技と馬鹿力が使える。草技を撃てるドラゴンが希少な上に草、格闘の範囲をカバーできるのは他にはない点である。
草、格闘+αの範囲が優秀なのはが証明していますからね(ガラルにいないけど)
⑶については言わずもがな。特性草食がアイデンティティである。特にやどりぎ無効が大きい。
以上の3点を存分に活かしたのが今回の珠ASヌメルゴンである。技も、ウィップと馬鹿力は確定でタイプ一致でへの打点になる逆鱗
パワーウィップはへのピンポイントメタとだけでなく
への打点となる。ダイソウゲンのHB特化
へのダメージは(71.7%〜83.5%)、耐久無振りなら確定1発である。サブウェポンとしては充分である。
馬鹿力はダイナックルで撃つことが多い。HDに49.2.%~58.6%と半分以上入り、HB
でも殴り続ければゴリ押せる程度の火力は出せる。
タイプ一致の逆鱗はダイドラグーンにすることで耐久無振りを93.7%で落とせるほどの火力が出る。怪電波持ちの
は耐久に振ってるので落ちないものの、無駄な技を撃つ代わりに9割のダメージを与えるという神の一手になる。怪電波を撃ったり特防に厚いポケモンを受け出したのに大ダメージを受けて相手の思考がフリーズしていることも多々見受けられた。
もう一つは雷パンチ。実はA特化雷パンチよりもC下降補正雷の方が火力指数は高い。とは言え、ダイサンダーならA+1でHBが乱数で落ちるくらいの火力は出る。(91.0%~107.6%)
地味に唯一のクセのない命中安定技。
そしてもう一つ、意識したのがすばやさラインである。と言うのもせっかくに打点があるのに上を取られてると鉄壁で受けられる可能性がある。また、無振り
のすばやさ実数値は100、準速
のすばやさ実数値は132だがこの間に、106(無振りロトム)112(準速
).116(無振り
)、124.(最速
).128(このすばやさの
そこそこいる)あたりを上なら動くことによるアドバンテージが大きいと感じた。
の例でもボルチェンで逃げる前に即死級のダイドラグーンを撃てるのが非常に大きかった。
耐久は無振りでもダイマックスすれば物理もある程度の耐久はあるし特防は化け物なので無理な相手じゃなければあまり気にならなかった。
今期の僕はが増えているところから
にパワーウィップ入れたら強そうだと感じたところから始まった。最初は特殊主体の両刀にしてたが、考察をして上記の差別化点に気付いたり怪電波にキレたりした勢いで物理型を採用してみた。すると物理と気付かずに
に怪電波を撃たれたり、
や
が受けに来たりとするのを返り討ちにするのが楽しくなってそのまま使っていたらある程度勝てました。
この記事を読んだ皆さんも是非このを使ってみてください。物理
に怪電波を撃たれた時の快感はたまらないですよ!
ここまで読んでくださりありがとうございました。Twitter(@redgoodra)もやってるので良ければ是非フォローしてください。