こんにちは赤ゴジラです。
今回は僕がS20で使用したチョッキマンムーの個別紹介の記事になります。使用感がかなり良く、ルールが大きく変わるシリーズ10でも調整次第で活躍しそうなので参考にしてもらえると嬉しいです。
(サムネ用)
【紹介の前に】
使用感は冠環境のものを書きますが、考察については冠環境と禁止伝説環境の両方を踏まえたものになっています。
【基本情報】
種族値 110-130-80-70-60-80
特性 あついしぼうorどんかん
性格 意地っ張り
実数値 211(204)-167(12)-105(36)-×-111(244)-102(12)
技構成 氷柱針 地震 氷の礫 地割れ
【調整意図】
H-D
・珠特化サンダーのダイジェット 121〜142(57.3%~67.2%)※
ダイジェットを1回受けた後でダイマックス(以下DM)を切れば高乱数で耐えられるライン。
・無振りサンダーの暴風 55〜66 確定4発
※一回攻撃を受けた後でDMすれば耐えられる。
H-B
陽気珠ランドのダイジェット179〜212(84.8%~100.4%) ※最低乱数(6.2%)以外耐え
A
HB特化サンダーへの氷柱針32〜42
氷柱針6発分で高乱数で落ちる
S
無振り80族抜き抜き
【チョッキを持たせるメリット】
・サイクルに組み込める
環境トップメタのサンダーの電気技が想定される場面で交代読み暴風を恐れることなく後投げができるのは大きな利点である。
・特殊アタッカーとの殴り合いで有利になる
ウツロイドやガラルファイヤーのような上を取られるポケモンでもしっかり攻撃を耐えながら撃ち合いに勝てるようになる。
サブウェポンで弱点を突いてくる相手も怖くない。
【特性】
基本的には鈍感か厚い脂肪の2択
・鈍感:威嚇無効が非常に大きい。この特性のおかげでランドロスやボーマンダ により強く出られる。挑発無効はフルアタなので関係ない。
・厚い脂肪:サブウェポンに炎技や氷技を持つ相手に対して有効。主な役割対象は熱風持ちのサンダーやポリ2の冷凍ビームあたり。
襷マンムーを意識して外しが怖い飛び膝蹴りを撃たずに火炎ボールを撃つのは甘えなので分からせましょう。
正直お好みでいいと思う。今回はサンダーの攻撃を確実に耐えるために厚い脂肪にしていた。
【技構成】
・氷柱針(20×2~5):メインウェポンその①
弾数による不安定さはあるものの身代わり貫通が大きい。特に仮想敵のサンダーに身代わり持ちの個体が存在することから採用したい。氷柱落としなんて知らない。
・地震(100):説明不要のメインウェポンその②
・こおりのつぶて(40):一貫性の高い先制技。ダイジェットを積まれても削っていれば縛れるのが非常に強力。
〜〜〜以下は選択〜〜〜
・地割れ(♾):一撃必殺。耐久力を活かせば受けポケモンには試行回数を稼げる。一度見せると相手のダイマ誘発させられる(特にポリゴン2)。シリーズ10はダイマ禁止なので通りは良くなるかもしれない。
・馬鹿力(120):サブウェポンというよりダイナックル媒体としての側面が強い。地割れと違い攻撃アップによる継続的な崩し性能を得られる。ノーマルタイプへの最大打点でもある。
・岩石封じ(65):素早さ操作技。抜ける相手を増やすというより積みの妨害や後続のサポートの面が強い。シリーズ10でザシアン対策として増えそうなウルガモスに非常に有効。
・フリーズドライ(70):水地面やウオノラゴンに撃つ。基本的に一撃では倒せないが想定外の負荷をかけられる。
・かみつく(60):黒バドレックスピンポイント技。チョッキのおかげで特殊耐久が非常に高いので黒馬相手でも殴り合えるが攻撃にある程度努力値を振らないと確定で落とせない。
かみつくマンムーの起源主張しておきます。
・じならし(60):素早さを下げられるので構築全体で素早さ調整が活きるならありかもしれない。
【使用感】
・対電気タイプ(サンダー、霊獣ボルトロス、レジエレキ等)
サンダーの電気技に合わせて繰り出す際に交代読み暴風を恐れずに交代できるのが偉い。繰り出した後で相手のDMを見てからこちらのDMを切っても間に合うので強気に立ち回れる。
サンダーの珠ジェットが3分の2ほど入るがその後でDMすることで2発目を耐えつつ返しのダイアイス+珠ダメ+霰ダメで致命傷を負わせられる。とんボルチェンと組み合わせれば倒せる。
耐久型の場合、無振り暴風は3発耐えるのでとりあえず有利。なお混乱は考慮しないものとする。
・対ウツロイド
+1ダイソウゲンを余裕を持って耐えられるので襷型と違ってステロに怯える必要がないのは大きい。
・ダイマックス適性が高い
命の珠ほどの突破力はないものの相手のDMをこちらがDMを切って止める性能は非常に高い。ダイアースの特防アップとチョッキの相性が良いのも評価点
・耐久力が高い
全人類耐久無振りマンムーに慣れてるのでとにかく硬い。有効打が不一致弱点くらいから特殊アタッカーと殴り合える。この硬さが受けポケモンに地割れの試行回数を稼げる要因となっている。
・確実な行動保障がない
襷じゃないので当然だが本来は弱点を突いて倒せる物理の高火力ポケモンに弱くなっている。襷なら勝てるゴリランダーやドリュウズ、ヒヒダルマなどは特に気になる。
・火力は控えめ
氷と地面の技範囲が広く弱点を付けるが等倍で高耐久ポケモンをゴリ押せるほどの火力はない上に積み技はダイナックルのみ。崩しを重視するなら命の珠や鉢巻を持たせた方が良い。地割れ頼みはプレミの原因。
【主な役割対象】
(地割れがあれば勝てる)
【終わりに】
チョッキ型のマンムーは7世代までは一定数いましたが今世代ではあまり見かけないポケモンでした。しかし環境トップメタのサンダーに安定する型としてもっと評価されても良いポケモンで実際に使ってみても対サンダー性能は非常に高いと感じました。
シリーズ10でもDM無しにより珠ダイジェットで大きく削られることが無くなることやレジエレキが一定数存在することから活躍の場は多いと思うのでぜひ一度使ってみてください。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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