赤い流星群

そうぞうりょく足りてますか?

【TOP200禁止杯14位】使用構築 スッカラカンな爆音トリル

こんにちは!赤ゴジラです。

 

今回は『TOP200禁止杯』という仲間大会の構築記事です。いつもと違うルールで普段使わない様なポケモンで対戦できる事から参加してみました。大した内容じゃないかもしれませんが暇つぶしに読んで頂けると幸いです。

 

f:id:carpfan25:20181008231038p:image

 

[構築を組むにあたって]

 

主に下記の相手へのメタを意識しました。

 

・メガ枠のf:id:carpfan25:20181008204532p:imagef:id:carpfan25:20181008204536p:image

 

f:id:carpfan25:20181008204630p:imagef:id:carpfan25:20181008204635p:image等の猫の手胞子並びにf:id:carpfan25:20181008224245p:image

 

f:id:carpfan25:20181008204733p:imageのムラっけ戦術や眼鏡しおふき

 

f:id:carpfan25:20181008204930p:imagef:id:carpfan25:20181008204934p:imagef:id:carpfan25:20181008204941p:imagef:id:carpfan25:20181008204945p:image等の天候パ

 

f:id:carpfan25:20181008205128p:imagef:id:carpfan25:20181008205135p:imagef:id:carpfan25:20181008205327p:imagef:id:carpfan25:20181008205331p:imagef:id:carpfan25:20181008205336p:image等の準伝

 

f:id:carpfan25:20181008205435p:imagef:id:carpfan25:20181008205439p:image等のトンボルチェン

 

f:id:carpfan25:20181008205556p:imageの無限型

 

・からをやぶる

 

・妖の減少による格闘タイプの増加

 

・バトン展開

 

[個体紹介]

 

グランブル@フェアリーZ

f:id:carpfan25:20181008211014g:image

特性 威嚇

性格 意地っ張り

努力値 HAぶっぱ 余りS

実数値 197-189-95-*-80-66

技構成 じゃれつく インファイト 地震 ワイルドボルト

 

手札0枚だと1エネで160ダメージ(ポケカ)

 

前々から使いたかったポケモンその①。鋼タイプが少なく格闘タイプに有利がとれ、尚且つf:id:carpfan25:20181008223837p:imageに強い事から採用。威嚇によって物理耐久は結構あるので対面での殴り合いに強かったり遅い事からトリル下で暴れたりさせた。

技構成についてだがじゃれつくは確定。インファイトは鋼や使用可能なポケモンが多いノーマルに刺さるインファイト、じゃれつくと合わせて広い範囲がとれる地震はすんなり決まった。残りはなんとなくでワイルドボルトを入れたが撃つ機会が無かったので要検討。

持ち物は6匹組んだ後でZ枠がいなかった事からフェアリーZを持たせたが瞬間火力が高くなりシンプルに良かった。

 

選出率 8/15

 

ランプラーしんかのきせき

f:id:carpfan25:20181008212703g:image

特性 もらいび

性格 図太い

努力値 HBぶっぱ 余りD

実数値 167-*-123-115-81-75

技構成 シャドーボール 鬼火 トリックルーム 呪い

 

トリル枠。1発耐えて呪いで退場の動きが理想的。HB特化で輝石を持つことでf:id:carpfan25:20181008223837p:imageのはたきおとすを確定で耐える事ができる程度の硬さを持つ。また呪いをがある事で身代わり持ちやバトン展開にも強く出られた。また、耐性の都合上晴れパや霰パに強く、トリルで切り返しやすい点も採用理由の1つである。進化後のf:id:carpfan25:20181008223930p:image(今大会では使用不可)と違って輝石の分硬かったりSが遅かったりとf:id:carpfan25:20181008223930p:imageとは違う点がおもしろかった。

 

余談だが大会後にPGLで検索をしたところ、ランプラーを使っていたのは僕だけだった。

 

選出率 8/15

 

バクオング@こだわりメガネ

f:id:carpfan25:20181008213825g:image

特性 きもったま

性格 控えめ

努力値 HCぶっぱ 余りD

実数値 211-*-83-157-94-88

技構成 ばくおんぱ 大文字 冷凍ビーム シャドーボール

 

ポケモン界の剛田武

きもったま爆音波の一貫性に注目して採用。眼鏡を持つことで火力指数は49455になる。分かりやすく説明すると、特化f:id:carpfan25:20181008224121p:imageの晴れ火炎放射やf:id:carpfan25:20181008224133p:image眼鏡の雨波乗りをも上回る火力をノーリスクで連発でき、f:id:carpfan25:20181008224022p:imageもHDでなければ確2を取れる火力お化け。おまけに身代わりも貫通でき、ゴーストにも当たるので小細工を許さない。このルールなら多くのポケモンを確に1がとれるので不利対面を作らなければ1体倒せる事ができる。技構成は範囲を広くする様にしたが実際は爆音波以外はほとんど撃たなかった。

 

このポケモンの一貫を作る事は明確な勝ち筋になった。

 

選出率 9/15

 

ビリジオンじゃくてんほけん

f:id:carpfan25:20181008215359g:image

特性 正義の心

性格 陽気

努力値 ASぶっぱ 余りH

実数値 167-142-92-*-149-176

 

使いたかったポケモンその②

f:id:carpfan25:20181008224158p:imagef:id:carpfan25:20181008224204p:image対策になり得る事ができ、耐性ポケモン相手を起点にできるポケモンとして採用。PTで通りが良い水の一貫性を切る役割も担った。このルールでは格闘の通りが良かった事もあり、火力不足を技の一貫性と積みで補った。

弱点保険を持たせたのは通常ルールと違って弱点でも飛行技でなければ耐えれそうだった為で、実際弱点の多さも相まって発動機会は多かった。

 

選出率 8/15

 

化身ランドロスこだわりスカーフ

f:id:carpfan25:20181008220419g:image

特性 すなのちから

性格 陽気

努力値 ASぶっぱ 残りH

実数値 165-177-110-*-100-168

技構成 地震 岩雪崩 馬鹿力 蜻蛉帰り

 

威嚇しないおっさん

普段レートで使ってる個体をフォルムだけ変えた。特性が実質無くてもスカーフランドロスは安定した強さを誇った。特段言う事は無いが馬鹿力がある事でメガアブソルが確定1発なのは強かった。

 

選出率 4/15

 

レントラー@突撃チョッキ

f:id:carpfan25:20181008222949g:image

特性 威嚇

性格 勇敢

努力値 HAぶっぱ 余りD

実数値 187-188-99-115-100-81

技構成 ワイルドボルト 馬鹿力 氷の牙 ボルトチェンジ

 

使いたかったポケモンその③

トップメタになるとか言いながらf:id:carpfan25:20181008224308p:imageが重かったので採用。受け出しを安定させるためにチョッキを持たせた。当初この枠はf:id:carpfan25:20181008224319p:imageを考えていたが厳選が面倒くさかった(レベルを上げて進化させないとめざパの確認ができない)ので小学生の頃に旅パに入れていて思入れのあるレントラーを採用した。威嚇+ボルチェンというとf:id:carpfan25:20181008224423p:image(使用不可)が思い浮かぶがレントラーは遅い代わりに硬い事で下からボルチェンを打てるのが差別化の1つだと思った。技構成は範囲を重視した形になっている。

 

また、f:id:carpfan25:20181008224732p:imagef:id:carpfan25:20181008224736p:imagef:id:carpfan25:20181008224840p:image等の地面技のない殻を破る勢に死に出しから対処できたのも良かった。

 

選出率 2/15

 

[基本選出]

f:id:carpfan25:20181008225242p:image+@2  バクオングが出落ちしそうになければ初手ばくおんぱ!!

 

f:id:carpfan25:20181008225353p:imagef:id:carpfan25:20181008225418p:imagef:id:carpfan25:20181008225404p:image  サイクルを回しながらビリジオンで積んで全抜き。ランドロスはお掃除役。レントラーはクッション

 

f:id:carpfan25:20181008231626p:imagef:id:carpfan25:20181008225244p:imagef:id:carpfan25:20181008225247p:image トリル展開。相手のSラインはしっかり把握するべし

 

 

[戦績]

11勝4敗 最終最高レート1605 順位14位

f:id:carpfan25:20181008225950j:image

 

[感想]

普段と違う環境で対戦というのがまずおもしろかったです。それに加えて使いたいポケモンを使いつつある程度結果を残せたのでそれなりに満足しています。もしまた開かれるのであれば是非参加したいです。

 

対戦相手の方々、運営の方々、この記事を読んでくれた方々、ありがとうございました!

 

それではまた今度

[S10.S11.真皇杯関西②使用構築]

おばんでーす。赤ゴジラです。

今回はs10とS11.並びに真皇杯予選関西②で使った構築を紹介します。S11で爆死したんで読む価値あるか微妙ですが暇な時に読んで頂けると幸いです。

ヌメルゴン@イアの実 S11終盤のみ突撃チョッキ

ぽけっとふぁんくしょん!

ヌメルゴン@イアのみ(そうしょく・れいせい)
191(204)-129(68)-99(68)-157(100)-179(68)-90(4)
かえんほうしゃれいとうビーム/じしん/いわなだれ

http://carpfan25.hatenablog.com/entry/2018/07/10/145541

基本的には記事通りです。終盤にチョッキに変えた理由はゲッコウガが辛く感じたので受け出しを安定させるためです。チョッキを持てば珠冷Bすら2発耐えられます。ただし混乱実よりも定数ダメや物理方面に弱くなるので一長一短。

クチート@クチートナイト

ぽけっとふぁんくしょん!

メガクチートクチートナイト(ちからもち・いじっぱり)
157(252)-172(252)-145( )-×( )-116(4)-70( )
じゃれつく/はたきおとす/ふいうち/れいとうパンチ

以前から使ってるメガクチート。叩きはポリ2やラッキーの輝石を奪ったり、グロスやゲンガー相手の不意打ち択を有利にしたりでき、冷凍パンチはカバやランドへの有効打になり得る。

ランドロス@拘りスカーフ

ぽけっとふぁんくしょん!

ランドロス霊@こだわりスカーフ(いかく・ようき)
165(4)-197(252)-110( )-×( )-110( )-157(252)
じしん/いわなだれ/とんぼがえり/ばかぢから

このポケモンも以前から使ってる個体。ただ、1舞されたら抜けない最速リザードン(特にY)が増えた印象で立ち回りには注意が必要だった。

ポリゴンZ@ノーマルZ

ぽけっとふぁんくしょん!

ポリゴンZ@ノーマルZ(てきおうりょく・ひかえめ)
191(244)-×( )-104(108)-182(84)-104(68)-111(4)
はかいこうせんシャドーボールトリックルーム/わるだくみ

調整の引用先忘れました。すいません

バレないトリル枠 ポリクチというとポリゴン2だが、ポリZも紙ではない耐久はあるのでトリル枠入れたら強いと思い採用。また、悪巧みノーマルZ型にする事で受け崩し性能も備えている。Sがわりかし高いのでスイッチトリルみたいな動きになるが読まれる事は基本的になく、またノーマルZの威力は目を見張るものだった。ただし、霊の透かしには注意が必要。

ミミッキュ@フィラの実

ぽけっとふぁんくしょん!

ミミッキュ@フィラのみ(ばけのかわ・しんちょう)
162(252)-110( )-126(204)-70( )-145(52)-116( )
じゃれつく/のろい/みがわり/トリックルーム

調整元リンク http://cabipara.hatenablog.com/entry/2017/03/21/062217(無断転載なので不都合があれば削除します)

個人的に扱いやすいトリルミミッキュ。HAベースのZ持ちは火力に努力値を割きながらもZ技以外の威力が低く、また呪いによる退場も相手依存になるという欠点があった。その際、「呪う前に自分でHP削れば良くね???」という発想になり身代わりを搭載した。原案では身代わりではなく鬼火だが、個人的には退場のし易さを重視した身代わりが使いやすかった。ついでに呪いと身代わりの両立により所謂「メンヘラミミッキュ」の立ち回りもある程度可能で身代わりの欠点の連続技も耐久振りにより本体へのダメージを抑える事ができるなど、個人的には結果を出して起源主張したいレベルだった。

ギャラドス@ヒコウZ

ぽけっとふぁんくしょん!

ギャラドス@ヒコウZ(いかく・ようき)
171(4)-177(252)-99( )-×( )-120( )-146(252)
たきのぼり/とびはねる/ちょうはつ/りゅうのまい

ヒレスイクンマリルリなどの水枠に強く、かつハッサムカミツルギなどの炎4倍勢に隙を見せないポケモンとして採用。クチートを見せない限り相手はメガ前提の立ち回りをしてきたので水タイプや草タイプのポケモンを返り討ちにしやすく奇襲性能もある程度あったと思われる。ヒコウZギャラドスは意地っ張りが多いが個人的に1舞でメガゲンやメガミミロップ などを抜けないのが嫌だったために今回は陽気で採用した。1舞ヒコウZでHBレヒレナットレイが落ちない事があるがそいつらには2舞するよう立ち回った。

[選出]

が多かった。ミミッキュを初手に投げてトリルで下から殴るか竜舞やスカーフで上から殴るか迫る感じ。

ヌメルゴンは記事で書いた様な役割対象が複数いたら選出する。

[重い相手]

ゲッコウガ 初手に来る事が多く役割を放棄するポケモンが出てくる

カプテテフ 眼鏡やエスパーZが受からない

メガガルーラ 唯一上取れるランドは一撃で倒せず、他は遅いのでグロパン辛い。最終日にトータルで3試合に1回ペースでマッチングしたのは許さん

ギルガルド 一撃で倒せず何かしら仕事される

ギャラドス メガ問わずクチート以外は厳しい

メガクチート ランド以外有利取れない。一応呪い+破壊光線Zで落ちるのが救い

[戦績]

真皇杯予選関西② 予選6-3 1位抜け 決勝トーナメント ベスト8

S10 最高1950 最終1886

S11 爆死(最後はこの構築を使わなかった)

[あとがたり]

とにかく悔しくて悔しくて震えるレベルで悔しい。s10はそこまで潜れないなりにある程度まで 到達した事もありS11は大きな期待持って潜ったのに調子が全く上がらず、そのうえモチベまで下がるという悪循環に陥ってしまいました。S11 は本当に不完全燃焼で収穫の無いと言っても過言では無いシーズンだったのでS12は満足のいく様頑張りたいと思います。

対戦してくれた皆さん、ここまで読んでくれた皆さん本当にありがとうございました。

何か質問があればtwitterの@redgoodraまでどうぞ。あとスカイプでもどうぞ。

半分回復実ヌメルゴンの考察

こんちゃーす、赤ゴジラと申します。

今回は筆者がレートでよく使っているイアの実ヌメルゴンについて紹介、考察していきたいと思います。

[イアの実ヌメルゴン入りの構築記事]

http://carpfan25.hatenablog.com/entry/2018/05/15/112000

記事は書いてませんが、S10と真皇杯予選関西②でも同じヌメルゴンを使ってました。

[基本情報]

[調整意図] ・耐久ライン

キノガッサマッハパンチ36.1〜42.9%

特化霊ボルトのめざ氷 29.3%~34.5%(乱数3発 3.3%

無振りカグヤのヘビボン 43.9%~51.8% (乱数2発 9.9%)

臆病252コケコのマジシャ 38.7%~47.1%

A 無振りメガリザードンYに岩雪崩が99.3%~117.6%(乱数1発 87.5%)

C 余り

S 端数

主な役割対象

対面なら勝てる相手

型や調整次第で勝てる相手

[技構成について]

かえんほうしゃ

草食を活かすための炎技は確定。火炎放射と大文字はお好みだが、確定数があまり変わらないので火炎放射にしました。

・じしん 、いわなだれ

物理技が無警戒な為かヒードランウルガモスがよく後投げされ、特殊型を使っていた時に歯がゆい思いをしたので採用したところ予想以上に刺さりました。高耐久で無ければ2倍弱点相手でも確2がとれる火力はあるので環境に通っていると思います。

れいとうビーム

4倍弱点の相手や地面タイプを意識して採用。この技と炎がある事で草タイプ相手には裏を考慮しながらアドをとっていけます。

りゅうせいぐん りゅうのはどう

一貫性があるものの数値の都合上火力が低くアーゴヨンやラティの様な負担をかけられず、フェアリーや耐久のあるポケモンに無効化されたり起点にされたりするので不採用。

ヘドロばくだん ヘドロウェーブ

フェアリータイプ意識の技だがプルルやコケコには他の技でも対処でき、ミミッキュ、テテフ、レヒレ辺りには採用しても勝てないので不採用。

・どくどく

ヌメルゴンの苦手な数値受けに対して刺さる技。スリップダメージを稼げるので受けサイクル気味の構築に入れるなら欲しい技です。

[半分回復実のメリット]

・優秀な回復ソース

・対物理ポケモン性能の向上

ヌメルゴンは耐久力が高いものの回復ソースに乏しく、サイクルを回すうちに消耗して押し切られる事が目立ちました。そこで半分回復実を持出せて受け出せる回数を増やす事で過労死を防ぐ事ができるのです。

対物理ポケモン性能はタイプ上有利な相手に役割を持ちやすくなる事で役割対象が広くなるメリットがあります。

この2つのメリットを示す分かりやすい例として対キノガッサ性能をあげてみます。

ヌメルゴンキノガッサの対面で相手はマッパ2回、もしくは剣舞→マッパを選択してます。通常ならばガッサを突破してもヌメルゴンは大きく削られてしまいます。

しかし、半分回復実を持つと大きく削られたところできのみが発動するのでHPにゆとりをもってガッサを突破する事ができます。そうする事で裏の役割対象にも充分な体力を残しておけるのです。

[苦手な相手]

・コケコ、ブルル以外のフェアリー

etc.

通る技がないだけでなく攻撃を受けきれません。特にミミッキュやレヒレに至っては起点にしかならないので注意が必要です。

・速い高火力物理アタッカー

etc.

攻撃が受からない上に返しの攻撃で落ちない相手は苦手です。積み技持ちは起点にされる分尚更危険です。

[相性の良い味方の一例]

筆者が愛用している組み合わせ。クチートの苦手な炎タイプ、上からのZ技、高耐久草タイプに強く出られるのである点を評価している。

etc.

受けサイクルが苦手なキノガッサ、霊獣ボルトロスウルガモス辺りに強く出られる点を評価。ヌメルゴンの数値も受け寄りなのでもっと一緒に使われても良いと思っています。

[最後に] このヌメルゴンは回復ソースの欠点をある程度克服しつつ、持ち前の広い技範囲と特性の草食、特防の高さを活かせて広く役割を持てます。この記事を読んでヌメルゴンを使ってみてくれたら嬉しいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました。質問等あればtwitterの@redgoodraまでどうぞ。

[追記]

7/12 ダメージ計算に誤りがあったので訂正しました。

[ポケモンUSUM]ヌメルゴン入り構築 †毒沼のクチートランド† [S9最高2034 最終1924]

初めまして、赤ゴジラと申す者です。

シーズン9で初のレート2000を達成できたので記念に記事を書こうと思いました。拙い文章かもしれませんが読んで頂けると幸いです。

 

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〈パーティ完成まで〉

ヌメルゴンを使いたいところからスタート。

次にヌメルゴンと相性の良い鋼枠の中から火力が魅力的なクチートを採用し、クチートとのシナジーや環境に多い速いポケモンや積みポケモンへの切り返しを意識してトリルを使いたいと思い、ヤドランを採用した。レヒレやテテフが重いPTなのでドクZを持たせた。

ここまで地面と電気の一環があり、リザXや雷パンチ持ちのバシャーモが辛かったので霊獣ランドロスを採用し、PTの素早さラインが低めな事からスカーフを持たせた。

残り2枠は最後まで悩んだが、スイクンゲッコウガの様なフェアリー複合でない水にも強めなキノガッサと、地面に強い鋼枠やPTで重めなガルーラやミミッキュに強く出られるアッキウルガモスの採用に至った。

 

 

〈個体紹介〉

ヌメルゴン@イアの実

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性格 冷静

特性 草食

実数値191(204)-129(68)-99(68)-157(100)-179(68)-90

技構成 火炎放射 冷凍ビーム 地震 岩雪崩

 

調整意図

コケコの無補正マジカルシャイン2耐え

ボルトロスの特化めざ氷29.3%〜34.5%(乱3 3.3%)

特化ガッサのマッパ 36.1%〜42.9%

無振りカグヤのベビボン43.9%〜51.8%(乱2 9.9%)

無振りリザYへの岩雪崩 99.3%〜117.6%(乱1 87.5%)

 

主な役割対象 カプ・コケコ、リザードンY、キノガッサ、霊獣ボルトロスヒードランウルガモスナットレイ ジャローダ モロバレル ロトム カプ・ブルル etc

 

相棒兼嫁ポケ。このポケモンが使いたくて組んだPTである。~~600族が弱いわけがないのだ~~

現環境では高火力物理勢やミミッキュを筆頭としたフェアリー勢が蔓延してるので逆風が吹いている。逆に強みは、①特性草食による宿り木や胞子の無効化、②圧倒的な特殊耐久とそれを活かせる耐性、③両刀の広い技範囲があげられ、現環境でも通用するスペックはある。

技構成は草食を生かすための火炎放射、カバ対策やマンダの起点回避のための冷凍ビーム、ヒードランやコケコ意識の地震、メガリザYやウルガモス対策の岩雪崩にした。特攻種族値と攻撃種族値が10しか違わないのに物理技が全然警戒されず、ドランが後投げされたりウルガモスが対面で蝶舞したりするのでそいつらを葬った回数は数知れない。また、物理耐久も紙では無いので捨て身の無いマンダや特殊に薄いランドロスなど、4倍弱点を突けて一撃で落とされない相手にも対面からなら勝つ事ができる。

無理な相手にはとことん無理だが役割対象にはかなりの安定感があった。

 

選出率4位

 

 

クチート@メガストーン

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性格 意地っ張り

特性 威嚇→ちからもち

実数値(メガ後) 157(252)-172(252)-※-145-116(4)-70

技構成 じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 冷凍パンチ

 

 

ヌメルゴンと相性の良いメガシンカ枠として採用。相手のPTにボーマンダギャラドスがいたらほぼ選出し、ミミッキュポリゴン2がいたら9割方選出していた本構築のエース。

技構成はじゃれつく、不意打ちまでは確定で残り2枠を交代読みや輝石持ち、ゲンガー等に撃つはたき落とすと地面に打つ冷凍パンチにした。ランドロスの被選出率が高いのとカバルドンが環境に多かった事から、冷凍パンチは効果的だった。

後述するヤドランのトリル展開から決めるルートと、威嚇込みの耐久で繰り出していくルートを生かた立ち回りを主にした。ただし、上からの高火力の特殊Z(ゲッコウガやコケコ等)であっさり落ちるのでもう少しDに割いても良かったかもしれない。

ちなみにじゃれ外しは確率通りであった。

 

選出率2位

 

 

ヤドラン@ドクZ

f:id:carpfan25:20180515010938p:image

性格 控えめ

特性 再生力

実数値 195(196)-※-130-167(252)-108(60)-50

技構成 波乗り サイコキネシス トリックルーム ゲップ

 

調整はこちらを参考にしました(無断転載ですので不都合があれば消します)

http://uzura-egg.hatenablog.com/entry/2017/11/17/021954

 

この構築の最大の地雷枠にしてMVP。この構築で最もレヒレとテテフを倒したポケモンである。

トリル枠として採用した理由は、バシャやルカリオ等の格闘勢とランドやマンムー等の地面勢に強く出られる点、炎技に耐性がある点、再生力によるクッション性能、メガ枠やZ枠の撹乱を考慮したからである。

このPTはテテフやレヒレに薄いので、半減読みで受け出すか初手で対面させる様に努力した。ゲップZの火力はH252レヒレに対して中低乱1発だが耐久を削ったレヒレが結構多かったので環境的には追い風だった。

またサイキネを採用する事で耐久型を想定して積んでくるアーゴヨンや、トリル下で死に出しされるゲンガーを倒す事もできる。

こいつの初見殺し性能は尋常じゃなく、ドクZが決まれば相手を3タテする事あった。

 

選出率1位

 

 

霊獣ランドロス@拘りスカーフ

f:id:carpfan25:20180515011011p:image

性格 陽気

特性 威嚇

実数値 165(4)-197(252)-110-※-110-157(252)

技構成 地震 岩雪崩 馬鹿力 蜻蛉返り

 

地面と電気の一貫を切りつつ威嚇を撒き、蜻蛉返りで偵察もサイクルも出来る有能なおっさん。

積み技に対するケアの1つとしてと、PTのSラインが遅い事からスカーフを持たせた。スカーフを持つことでゲッコウガやコケコ、ゲンガーなどの環境にいる高速ポケモンの大体に有効打を持っている他、終盤のお掃除役として上から殴るのが無難に強かった。

とりあえず出せば活躍していた印象であった。

 

選出率3位

 

 

キノガッサ@気合の襷

f:id:carpfan25:20180515011042p:image

性格 意地っ張り

特性 テクニシャン

実数値 135-200(252)-101(4)-※-80-122(252)

技構成 タネマシンガン マッハパンチ 剣の舞 キノコの胞子

 

スイクンや水ロトムといったフェアリー複合で無い水枠や、ポリ2やドヒドイデ等の低速サイクルに対抗するために採用した。

この枠は当初ジャローダを使用していたが、構築全体で重いゲッコウガに弱い点やガッサの高い対面性能を考慮した結果こうなった。剣の舞を採用する事で崩し性能もある程度維持できた。

選出率は一番低かったが、出した試合では活躍してくれ印象。

 

選出率6位

 

 

ウルガモス@アッキの実

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性格 臆病

特性 炎の体

実数値 191(244)-※-102(132)-156(4)-126(4)-149(124)

技構成 炎の舞 蝶の舞 鬼火 羽休め

 

準速ミミッキュ抜き

 

対ガルーラ、ミミッキュハッサム等の重い物理枠への対抗手段と炎打点を合わせ持つポケモンとして採用。

大体の物理アタッカーに火傷が入れば蝶舞と羽休めで起点にして全抜きを狙える。舞ってしまえば特殊へ方面の耐久も上がるのも強み。火傷とアッキの効果は凄まじく、ランドやガッサの岩石封じも受かる様になるほどであった。

耐久が火傷ありきな点は留意して立ち回る必要があるが、詰ませ性能は高く感じた。

 

選出率5位

 

 

〈基本選出〉

クチート+ヤドラン+@1

1番多い選出。8割くらいこの選出である。

胞子や電気が目立つならヌメルゴン、ヤドランで止まらない炎枠や電気にはランドロス、妖複合ではない高耐久水や低速受けサイクル系にはガッサ、鋼が辛い時や炎技の通りが良ければウルガモスを入れる流れになりがちだった。

 

クチートランドロス+@1

ヤドランがトリル貼る余裕がない時に多い選出。サイクル戦になる時はHP管理に気をつけるべし。

 

 

〈辛い相手〉

人によって感じ方は違いますが一応…

 

ゲッコウガ

初手ガッサかランドで蜻蛉がほぼ確定なレベル。ヤドランやヌメルゴンはクッションにする。

 

クレセリア

ガッサの胞子やタネガンで誤魔化すのは運が絡み、ウルガの起点にするのは補助技次第。

 

・メガフシギバナ

無理。ウルガ出しても裏で大体止まる。トリル下でヤドランへの後投げならワンチャン…

 

・サンダー

余裕の少ないウルガで舞うかクチートでゴリ押す。ヌメルゴンは火力不足

 

・受けループ

キノガッサお茶を濁す。あまり遭遇しなかったのが幸い

 

イーブイバトン

無理。あまり遭遇しなかったのがry                  

 

 

〈終わりに〉

初めてのレート2000をヌメルゴン入りで達成できた事は素直に嬉しく、この構築についても自分のやりたい事を通せたり、自慢の型が上手くハマったりしたりと使っていて楽しい構築だと思える等充実したシーズンでした。反面、レートが上昇するに連れてプレイングや構築力をもっと鍛える必要性がある事も痛感させられたシーズンでもありました。来シーズン以降もポケモンを楽しみながら勝てるように励んでいきたいです。

 

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上が最高レート、下がPGLで確認できた最高レート、最終は1924でした。

 

 

ここまで読んでくださったありがとうございました。質問やご意見等はTwitterの@redgoodraまでどうぞ。

 

追記

このPTのQRです。興味があれば使ってみてください。

https://3ds-sp.pokemon-gl.com/rentalteam/usum/BT-BD40-418B

 

 

追記

5/16 トレーナーカードを修正しました