こんちゃーす、赤ゴジラと申します。
今回は筆者がレートでよく使っているイアの実ヌメルゴンについて紹介、考察していきたいと思います。
[イアの実ヌメルゴン入りの構築記事]
http://carpfan25.hatenablog.com/entry/2018/05/15/112000
記事は書いてませんが、S10と真皇杯予選関西②でも同じヌメルゴンを使ってました。
[調整意図] ・耐久ライン
特化霊ボルトのめざ氷 29.3%~34.5%(乱数3発 3.3%
無振りカグヤのヘビボン 43.9%~51.8% (乱数2発 9.9%)
臆病252コケコのマジシャ 38.7%~47.1%
A 無振りメガリザードンYに岩雪崩が99.3%~117.6%(乱数1発 87.5%)
C 余り
S 端数
主な役割対象
対面なら勝てる相手
型や調整次第で勝てる相手
[技構成について]
草食を活かすための炎技は確定。火炎放射と大文字はお好みだが、確定数があまり変わらないので火炎放射にしました。
・じしん 、いわなだれ
物理技が無警戒な為かヒードランやウルガモスがよく後投げされ、特殊型を使っていた時に歯がゆい思いをしたので採用したところ予想以上に刺さりました。高耐久で無ければ2倍弱点相手でも確2がとれる火力はあるので環境に通っていると思います。
4倍弱点の相手や地面タイプを意識して採用。この技と炎がある事で草タイプ相手には裏を考慮しながらアドをとっていけます。
一貫性があるものの数値の都合上火力が低くアーゴヨンやラティの様な負担をかけられず、フェアリーや耐久のあるポケモンに無効化されたり起点にされたりするので不採用。
フェアリータイプ意識の技だがプルルやコケコには他の技でも対処でき、ミミッキュ、テテフ、レヒレ辺りには採用しても勝てないので不採用。
・どくどく
ヌメルゴンの苦手な数値受けに対して刺さる技。スリップダメージを稼げるので受けサイクル気味の構築に入れるなら欲しい技です。
[半分回復実のメリット]
・優秀な回復ソース
・対物理ポケモン性能の向上
ヌメルゴンは耐久力が高いものの回復ソースに乏しく、サイクルを回すうちに消耗して押し切られる事が目立ちました。そこで半分回復実を持出せて受け出せる回数を増やす事で過労死を防ぐ事ができるのです。
対物理ポケモン性能はタイプ上有利な相手に役割を持ちやすくなる事で役割対象が広くなるメリットがあります。
この2つのメリットを示す分かりやすい例として対キノガッサ性能をあげてみます。
ヌメルゴンとキノガッサの対面で相手はマッパ2回、もしくは剣舞→マッパを選択してます。通常ならばガッサを突破してもヌメルゴンは大きく削られてしまいます。
しかし、半分回復実を持つと大きく削られたところできのみが発動するのでHPにゆとりをもってガッサを突破する事ができます。そうする事で裏の役割対象にも充分な体力を残しておけるのです。
[苦手な相手]
・コケコ、ブルル以外のフェアリー
通る技がないだけでなく攻撃を受けきれません。特にミミッキュやレヒレに至っては起点にしかならないので注意が必要です。
・速い高火力物理アタッカー
攻撃が受からない上に返しの攻撃で落ちない相手は苦手です。積み技持ちは起点にされる分尚更危険です。
[相性の良い味方の一例]
筆者が愛用している組み合わせ。クチートの苦手な炎タイプ、上からのZ技、高耐久草タイプに強く出られるのである点を評価している。
受けサイクルが苦手なキノガッサ、霊獣ボルトロス、ウルガモス辺りに強く出られる点を評価。ヌメルゴンの数値も受け寄りなのでもっと一緒に使われても良いと思っています。
[最後に] このヌメルゴンは回復ソースの欠点をある程度克服しつつ、持ち前の広い技範囲と特性の草食、特防の高さを活かせて広く役割を持てます。この記事を読んでヌメルゴンを使ってみてくれたら嬉しいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。質問等あればtwitterの@redgoodraまでどうぞ。
[追記]
7/12 ダメージ計算に誤りがあったので訂正しました。