アローラ!赤ゴジラです。
今回はシーズン17で使用した構築の記事です。USUM環境で戦える最後のシーズンであると思った事や前期の結果が散々だった事もあり今期はかなり気合を入れて臨みました。そして、自己最高レートを更新する事ができました。
剣盾が発売されて環境が大きく変わってるのでこの記事は完全に自己満足ですが読んでいただけたら嬉しいです。
【構築が完成するまでの経緯】
前期催眠ゲンガーが流行った事で従来の耐久振りヌメルゴンでゲンガーを誤魔化す事が難しいと感じたので上から削ることができるスカーフヌメルゴンを採用するところからスタート。
スカーフヌメルゴンは火力が微妙に足りない事が多いため削りきれなかった分を先制技で倒せ、かつヌメルゴンと相性の良いメガメタグロスを採用。
ヌメルゴンは竜星群をぶっ放す都合上、相手のミミッキュやカプレヒレの起点になりやすい。そのためこの2匹に後出しから勝て、かつクッション役としても優秀なドヒドイデを採用。
電気、地面、欠伸の一貫を切りながらクッションにも崩しにもなり得るグライオンを採用。なんかドヒドイデと相性良さそうだったし
受けるのが難しいリザードン、ギルガルド、デンジュモク、ポリゴンZ、アーゴヨンに有利でポリ2やカビゴンも誤魔化せる悪Zバンギラス
メガギャラドス、メガクチート、メガラグラージ等の辛いメガ枠やガブリアスや剣舞ランドロスのような崩し枠の地面タイプに有利なゴツメテッカグヤ
【参考にさせて頂いた構築】
もやしきのこさん、つぶしさん、本当にありがとうございました🙇♂️
(転載の許可は得ました)
【個体紹介】
ヌメルゴン
ガッサのマッパ2耐え
スカーフで最速135族抜き
今回の主役。もう置物なんて言わせない。
耐久振りの型ならゲンガーを後出しからでも勝てたが催眠ゲンガーが流行れば話は別。逆に催眠の試行回数を稼がれてしまう。そこでスカーフ竜星群で身代わりが貼れない体力まで持っていく事にした。
…とまぁゲンガーへの殺意が元で採用したが本当に強かった。スカーフを持つ事で倒せる相手が増え、読まれにくい事もあって刺さる場面が多く感じた。スカーフが刺さる相手は具体的に
(準速)
等になる。
技構成は竜星群、大文字、冷Bまでは確定。もう一つは当初コケコに撃つヘド爆だったがギャラドスが辛かったので10万ボルトに変更した。
上から広い技範囲で殴れるという事で従来の耐久振りヌメルゴンに比べてかなり選出しやすかった。
奇襲要員、終盤のスイープ、受け崩し枠の崩しと幅広く活躍してくれました。
メタグロス
この構築唯一のメガ枠でヌメルゴンの相棒。
ヌメルゴンの足りない火力をバレパンで補うという理由で採用。対ミミッキュ性能を高めたかったのでアイヘも採用。舞ってくるランドやガブを意識して陽気で採用したかったが崩し性能や等倍相手への火力が欲しかったので性格は意地。雷パンチはギャラドスやカグヤを意識して採用、思念は広範囲に撃てる技として採用した。
↑この辺の受け辛い相手に誤魔化しができた。
特に語る事も無いくらい強かった。
ドヒドイデ
7世代を代表する受けポケモン
このポケモンを使うのが苦手でできれば採用したくなかったがドヒドにしか出来ない役割があったので採用。
ミミッキュやレヒレだけでなくバシャ、ゲコ、リザードン等にも後出しできるのは強い。が、油断するとすぐに起点になるので立ち回りに繊細さが求められるポケモンでもあった。
毒づきはレヒレへの処理速度を早めるだけでなくミミやゲコの身代わりを壊すのにも役に立った。
熱湯で焼けば強いが熱湯で焼けなければ負けないかよく考える事が大事。
グライオン
命を刈り取る死神
カバの欠伸ループを切れ、ガルドに後投げできる点が優秀。岩封を採用する事で浮いてる電気やリザードンを誤魔化す事もできる。まもみがを入れてないので回復技として入れた羽休めは岩封と相性が良く多くの相手を嵌められた。
ギロチンは外した時や透かされた時のケアをしてから打つと強い。
ギロチンと毒毒は選択だったが毒毒で勝てる相手はギロチンでも大体勝てた点、相手のサイクルを強引に崩せた点、当てた時の快感がたまらない点でギロチンで良かったと思う。
バンギラス
S15で使ってたやつ
上記のサイクル崩し特殊アタッカーを見たりリザードンやウルガモスへの回答になったりする。
ポリ2やカビゴンがいたらほぼ選出して毒を入れる。悪Zはあまり警戒されず、一発耐えると思って居座るガルドやヤドランに刺さった。イカサマという技はZ技に乗せるだけでなく相手のマンダの起点にならなかったりグロパンガルーラに手痛い一撃を与えたりできる点が良いと感じた。
また、相手の耐久ポケモンを削って不意の悪Zで倒す動きも強かった。
テッカグヤ
7世代を彩ったUBの一角
ラグ、ギャラ、クチート、ランド、ガブ、マンダが主な役割対象。持ち物は削りを優先してゴツメ。このゴツメが優秀でグロスにゴツメを2回入れる事で、ヌメルゴンが大文字でグロスを確実に倒せるようになる。
ヘビボンが無いので対ミミッキュ性能は低いがミミッキュはグロスとドヒドで見れるのでそこまで気にならなかった。
それよりも雷パンチやグロパン持ちのグロスが多くなったせいでカグヤが不利を取るのが難点。
【選出】
基本選出は無く、相手に合わせて3匹を選ぶ。従って大まかな傾向程度です。
・カバマンダガルド
の選出が多い。裏次第でが
絡む事も
・リザグロス
から4体
・ガルーラ軸、ゲンガー軸
6体とも出す可能性
・バシャーモ軸
@2
・ギャラドス軸
@2
・クチート軸
@1 ポリクチはラティクチは
・ロップ軸
が多い
・ポリドヒドグライ
【辛いポケモン】
見れるポケモンが少なくかつ見れるポケモンが倒されると止められない相手。具体例としてに下記のポケモンが挙げられる。
・ポイヒガッサ
・特殊フェローチェ
・ジャラランガ(挑発持ち)
・とおせんぼうテッカグヤ
・グロパングロス
(こんなにいたら欠陥構築では…)
【結果】
最高2041 最終2012(98位)
割と早い時期に1900まで到達したのですがそこから伸び悩みました。2回ほど2000チャレを落とした結果最高1996で剣盾発売を迎えた時は何とも言えない気になりました。ただ、レートを大きく溶かす事もなく200戦くらい1900付近を彷徨っていたので構築の時間を大きく変える事はしない様にしました。レートが変動しない事で先が見えずに不安でしたが、それだけに最終日にレートが伸びて2000に到達した時は嬉しかったです。
【後語り】
ここまで読んでくださりありがとうございました。
S17は実質7世代最後のシーズン(S18もあるらしいが)だったので悔いが残らない結果どころか最高レートを更新できたり初の最終順位2桁を達成したりして嬉しかったです。
また、普段とは違う種類の構築を使って結果を残せたのも良かったです。
8世代でもポケモンを楽しんでいきたいので今後ともよろしくお願いします!