どうも!赤ゴジラです。
今回はS15で使用した構築の記事です。最後まで読んで頂けると嬉しいです。
[目次]
1【構築経緯】
いい感じの構築が思いつかなかったので前期の構築をベースに考える。(決して考えることをサボった訳ではない)
構築の軸であるとは確定。ガルドを確実に倒せ、受け崩しとサイクルを回す要因として地面Zと蜻蛉を両立したを採用。
また、カバの欠伸ループを止め、レヒレの水の一貫を切るためにを採用。カビとギャラが重いのと相手にレヒレを受け出して削り切るor最低でも後続圏内に押し切れるよう眼鏡を持たせた。
ここまででリザグロスに対して初手で安定するポケモンがいなかったのでをスカーフで採用。
最後の枠はギルガルドのゴーストZの一貫を切りつつカビやポリ2を誤魔化せ、アーゴヨン、ゲンガー、ウルガモス、ポリゴンZ等に強い枠を探した結果の採用に至った。
経緯については下記の個体紹介を参考にしながら見るとより分かりやすい(と思う)。
コンセプトはグロス軸のサイクル。
構築名はヌメルゴンが草技持ってるから名前に草を生やした事によるもの。
2【個体紹介】
経緯で並べた順に紹介
ヌメルゴン
起点作りカバルドンが冷凍ビームで98%の乱数2発
控えめリザYの放射が乱数3発 1%(チョッキ無し)
いつもの相棒。
HB方面に耐久を割いてるのでマンダに対面からなら勝てる。また、耐久カグヤのヘビボンを2発耐えるのでカグヤ絡みのサイクルにも積極的に出していける。
今回注目すべきは性格と技構成。控えめにしたのは剣舞ガルドのSラインの1つである実数値91(無振り70族抜き)を意識した。80族のポケモンに下降補正をかけると実数値90となり上を取られるので補正を掛けずに上を取れるようにした。ヒードランへの確定数は変化しないのでSを上げるメリットの方が大きかった。
技構成は草タイプを意識しつつ鋼に打てる大文字と地面に打つ冷凍ビームは確定。地震はナットドランの並びに優位を取るために採用。
そして†パワーウィップ†である。ヌメルゴンの役割対象がレヒレと同居してる事が多く、いくらムンフォを2発耐える耐久があったところでレヒレの起点になる事が多い。ヘドウェや10万は瞑想でダメージが減るので採用したくない。そんな時に思いついたのがパワーウィップである。ん?今、こう思いましたね?「弱点なのに火力足りねえじゃん」、これを見て欲しい
今期多かったCSレヒレに対して確定2発が取れる。この技を採用する事でレヒレ入りにもある程度強気に選出する事ができた。(リフレク採用は知らん)。
メタグロス
A特化ミミッキュのシャドクロZ最高乱数切り耐え
バレパンで無振りミミッキュが81.2%の乱数
準速100族抜き
唯一のメガ枠。
この手のグロスはアムハン採用が多いが、この構築ではグロスを選出する際に大体ガルドが受けに来るのでアムハン切ってでもガルドの処理ルートを増やしたかった。副産物として多発した意地グロスとのミラーで優位に立てた。
それに伴い、等倍技を押し付ける相手に対して怯みの勝ち筋を増やし、外しの負け筋を減らすために思念ではなくアイへを採用。冷凍パンチはマンダやランドを意識すると外せなかった。
このポケモンの圏内に押し込む動きがシンプルに強かった。
霊獣ランドロス
HBカバが剣舞ジメンZで確定落ち
テテフのフィールドサイキネ耐え
崩しとサイクル性能を両立した欲張りランドロス。蜻蛉を見せるとスカーフ警戒をされて撃ち落とすやZを警戒されなかった。逆も然り。
この相手の認識のズレを利用して地面Zを通したりサイクルを回したりする。このポケモンより遅い相手を不意に飛ばしてイージーウィンできた試合も多かった。
ただ中速で耐久がそんなにないので上を取られる相手には注意。
あと、テッカグヤ交代読み撃ち落とすは積極的に撃つべき。
カプ・レヒレ
ムンフォで197-127マンダ確定1発
ドロポンで197-171ガルド確2
メガバシャのフレドラ雷pを大体耐える(B68なら確定)
無振り同族抜き抜き
この構築の過労死枠。
この構築はレヒレをレヒレで受ける欠陥構築なので返しのムンフォでグロスの攻撃圏内に押し込むため耐久振り眼鏡で切り返す。
またカビゴンにトリックを撃つのも役割の1つで今期は瞑想レヒレが多い事もありトリックはあまり警戒されなかった。
水技が命中不安のドロポンのみで精神衛生上よろしくない点とめざ炎をほぼ撃たなかった点から波乗り採用の方がよかった気がした。
ヒートロトム
数値の足りないレンジ。
とはいえ独特の耐性と技範囲は痒いところに手が届いた。特にリザグロス軸に初手に投げるのが安定するのが強み。
またレヒレと同じくトリックへの警戒が以前より薄い気がした。
等倍技に対して1回受け出すだけでサイクルが厳しくなるが広い技範囲を上から押し付けられる点はやはり強かった。
バンギラス
S 無振り70族抜き抜き抜き(ガルドを意識して最大限)
(こちらの記事を参考にしました)
本構築のMVP。
このポケモンの毒は読まれず、カビゴンポリゴン2サンダー等に刺さった。
その他ポリゴンZ、アーゴヨン、ゲンガーといったグロスが不利を取る高速特殊アタッカーを見れる枠としても重宝した。
悪Zはガルドを確実に倒すための切り札。呑気ガルドを確定で落とし、剣舞ガルドは上を取れるので交代際の聖剣を除けば安定して勝てた。
また、バンギ採用後はリザの選出がかなり減っただけでなく、相手に2体目のメガ枠の警戒をさせる等選出画面での存在感は大きい様に感じた。
3【選出率】
イメージしやすく図にすると…
≧>>>>
1800代ではヌメルゴンの選出が結構多かったがレートが上がるにつれてバンギラスの選出が増えた印象。レヒレとグロスを両方とも出さない試合はほぼ無かった気がする。
4【基本選出】
…+@1 順不同
…+@1
…+@1
…+から1体
…
…以外の5匹から
受けループ…
他の軸は相手の取り巻き次第
リザードンがあまり選出されないので2メガの際にもう片方のメガを重く見た。(ぶっちゃけ選出されると辛い)
5【重いポケモン】
カビゴン…基本的に仕事はされるものとする
カミツルギ…ヌメルゴンはZ技に注意。ヒトムは交代際のはたきおとすに注意。
オニゴーリ…メタグロスしかまともに見れない。しかもどう立ち回っても試行回数は稼がれる。
スイクン…レヒレのトリックを透かされたりチョッキミラコされたりすると辛かった。
ミトム…ヌメルゴン以外は技が通らないか弱点を突かれる。
メガフーディン…上から大きく削られて致命傷になるので受からない。
バシャ+カグヤ…単体ならまだ良いがバトンでカグヤに繋がれるとキツイ。
6【結果】
最高2026 最終1936
7【最後に】
今期は中盤付近までやる気が無かったのですが終盤に追い上げてレート2000を達成できました。ただそれだけでなく以前はピークのレートを達成したらすぐ溶かしていたのですが今期は2000付近で今までよりも一番対戦でき、ハイレベルな戦いを繰り広げられて楽しかったです。
今後はこの経験から得た教訓を胸に最高レートの更新やさらなる高みを目指していきたいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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