こんにちは赤ゴジラです。
今回はS14と東雲杯で使用した構築になります。普段と違って今回はメガメタグロス軸の構築なります。
構築名のヌメトドロックの部分はこの記事中に出てくるあの方から頂きました。
【構築経緯】
まず、今までメガ枠をクチートしか使ってなかったので別のメガ枠を使おうと思い、ヌメルゴンの苦手なミミッキュ、レヒレ、テテフに圧力をかけられるメガメタグロスを軸に組み始めた。
その結果、ヒトムやレヒレが自然に入ってきたのでヒトムレヒレグロスを参考にして となる。
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めざ氷持ちのコケコに瞑想を積まれると辛く、また選手されるゲンガーが大体気合玉やを撃ってくる事からワルビアルを採用。しかし水の一貫(特にレヒレ)が辛く感じたため、この枠に求めるアーゴヨンやポリZ、ゲンガーに強く出れ、尚且つ電気と水の一貫を切れる枠としてトリトドンを採用した。
その後、メタグロスに後出しから勝てるのがヒトムだけなのが辛く感じたのでメタグロスを上から殴れるスカーフランドを採用し、ヒトムには余ったZを待たせた。
【個別紹介】
ヌメルゴン
調整意図
混乱実カバを冷凍ビームで最低乱数以外2発
臆病リザードンYの晴れ火炎放射を3発耐える
メガマンダの捨て身を耐えるまでHB方面を振りつつ火力やHD方面の耐久を維持できるよう調整した。気合玉はヒードランとミトムに一貫する技として採用。Dに振ってないポリ2が中乱数2発くらいの火力はある。岩雪崩はリザYやガモス意識。耐久振りガモスなら一発で落ちないものの2舞しないとめざ氷が半分入らないので後投げ可能。
確かにグロスの苦手な相手に役割対象が多いものの、それ以上に起点にしてくる苦手な相手が辛く選出できない事もある点は要改善。
メタグロス
A特化ミミッキュのシャドクロZ最高乱数切り耐え
バレパンで無振りミミッキュが81.2%の乱数
準速100族抜き
2000達成時はアイへ→思念
この構築の軸。意地グロスとしてはテンプレな部類。アムハンは役割対象にはアイへ(思念)と合わせて落ちるくらいの火力。
こいつ1体で見るより3体で削ってグロスの攻撃圏内に押し込むというのが一つの勝ち筋となった。技構成に関してはどれも外せない。終盤はバレパンを耐えるミミッキュが増加したが思念を外せなかったので仕方ない。
ヒートロトム
上が東雲杯時、下が最高レート時。
特化マンダのA +1すてみタックルをステロ込みで最低乱数以外耐え
特化メガメタグロスの思念をステロ込み確定耐え
臆病リザYの火炎放射2耐え
4振りミラー意識
数値ははっきり言って足りないが耐性が優れている事の大事さを思い知ったポケモン。スカーフを炎Zに変えたのはランドにスカーフ持たせたくなったのと無振りでは受け出しが不安定だったからである。
B>Dになった事でポリ2のDLでCが上がる様になったがHBポリ2からは有効打がなく、HDは物理技持ちが多くAが上がったところで辛いのとHDならグロスがHBよりも有利なのでそこの弊害は感じにくかった。(弊害となるHCは少なかった印象)。
カプ・レヒレ
ムンフォで197-127マンダ確定1発
ドロポンで197-171ガルド確2
メガバシャのフレドラ+雷pをほぼ耐える
無振り同族抜き抜き
この構築の真の軸。
有利対面を作って高火力を押し付けていくのが基本的な動かし方。めざ炎があるのでハッサムやナットレイにもある程度強く出られるのが強み。上記以外の鋼も結構後投げされるが水が等倍ならドロポンが大体半分入るので上から2発当てて倒せる(外れなければ)。またラッキーやカビゴン等を相手にトリックをするのも重要な仕事である。メガやZ持ちに注意すれば結構刺さる。
このポケモンに限った事ではないが裏に一貫する技を撃つ事が特に求められた。
トリトドン
調整はプリンさん(@purintamin)から頂きました。
https://purinnx.hatenablog.com/entry/2018/07/11/201206
東雲杯優勝のMVP
ポリゴンZ、アーゴヨン、ゲンガーにある程度強い+αでレヒレやミトムに強いポケモンを求めていた時に舞い降りてきたポケモン。ゲッコウガも草Zでなければ後出し可。おまけにドヒドイデ絡みの受けサイクルにも呼び水と地割れで強く出られた。スペックの割に舐められる事が結構あり、トリトドンで3体とも見れる選出の時も結構あった。
こいつがいなければ東雲杯やレート2000には行けなかったと思う。(最終盤構築から外れてたけど)
霊獣ランドロス
地面Zランドロスの調整意図
テテフのCFサイキネ耐え
Sは準速
電気と地面の一貫切れる枠として入れた。
元々はZ枠が余ってるのと対受けサイクルが嫌いなのがあって地面Z型にした。身代わりではなく蜻蛉返りを採用したのはサイクル性能を高める事で選出しやすくするためである。蜻蛉がある事で1回目のサイクルで蜻蛉を見せてZや撃ち落とすを警戒させないような立ち回りができるのが非常に強かった。個人的には蜻蛉返りの汎用性が身代わり採用の利点を上回った形になる。
スカーフ型に関してはいつもと変わらない上にテンプレので割愛。大爆発+グロスのバレパンでメガギャラドスを倒せるので大爆発の重要性は高かった。
ちなみに最高レート時はランドロス→スカーフゲッコウガだったがスカーフランドロスで戦った試合の方が多いのでこちらを載せておく。
【基本選出】
特にはない。相手に合わせて決める。
強いて言うならヌメルゴンは来ないと思われがちなので出せると思ったら出していった。
【辛いポケモン】
ぶっちゃけ多い。ざっくりとあげるが東雲杯時で辛い相手は◯、変更後辛い相手は●、両方辛いのは◉。
カプテテフ◉
雨パ◉
サンダー◉
オニゴーリ◉◉◉
テッカグヤ ●
その他草Zやカウンター持ち◉
【戦績】
東雲杯優勝
最高レート2014(最終は知らん)
【振り返り】
オフ初優勝や2期連続で2000に載せた事は素直に嬉しかったです。一方で最高レート更新は果たせなかったのが非常に悔しいシーズンともなりました。レートが伸びきらなかった要因としては中盤から終盤にかけての環境の変化についていけなかった事が一番だと思います。環境が変化を感じてもレートを溶かす事を恐れて保守的になった結果上振れの気配を感じる事はありませんでした。
ただ逆に言うと自分は2000より上を目指していこうと思っているからこそ現状に満足してないのかもしれません。これからも高みを目指して励んでいきたいです。
最後になりますが、
対戦してくださった方々、
東雲杯運営の皆さん、
トドンの調整と構築名をくれたプリンさん、
この記事を読んでくださったみなさん
ここまでありがとうございました。
質問や相談があればTwitterの@redgoodraまでどうぞ
(追記)
4月16日 メタグロスの表に不備があったので訂正しました。